春の息吹
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 東名高速道路を東京方面から来ると、富士山が最初に大きく見える。ここが、足柄上郡大井町。東海道線・国府津駅で御殿場線に乗り換え、2つ圏の駅が上大井駅。  強い西陽を避けるため、職員が構内にひょうたんを植えたので「ひょうたん駅」と呼ばれる。夏の間、涼やかな緑陰をつくってくれる。
  ここから足柄丘陵をめざしてハイキングコースをたどると、一時間ほどで「いこいの村あしがら」がある。富士山・箱根連山・足柄平野を見渡せる。 さらに東名高連を横切り富士見塚へと歩を進めると、椎の木林など変化に富んだ山歩きが楽しめる。 富士見塚は、源頼朝が狩りの途中に馬を止め富士を眺めたといわれる海抜250mの丘で、富士浅間神社の分神として「富士山大神」の碑がある。ここからは新松田へと向かう。
  一月の半ば、朝早いうちに出かける。咲き始めたばかりの梅の花に朝日が当たり、春の息吹を感じさせる。澄んだ空気の中にくっきりと姿を見せる富士山をバックに構図を決める。