深まる秋
岡山県北部を美作(みまさか)と呼ぶ。
大化の改新のとき、吉備の国が備前・備中・備後の三つの国になり、さらに備前の北部が分かれて美作の国が誕生した。 明治維新で備前、備中、美作が統合し、現在の岡山県となる。美作の中心にある津山市は、岡山駅から津山線で約2時間。中国自動車道を使うと高速バスで新大阪から約2時間30分。
津山市は今から約400年前の1604年に拓かれた城下町で、四季折々の豊かな自然に囲まれ、昔ながらの落ち着いた、たたずまいを今も色濃く残している。 美作路は、中国山地の自 然に泡かれて、心やすらぐ風景が続く。西日本一の規模を誇る神庭の滝や温泉もある。
旭川と備中川が落ち合うところから名がついた落合町。主な産業は農林業で、水稲、野菜、酪農、推茸等の生産が盛ん。
刈り入れの終わった山間の田んぼ、切株が曲線を描き、朝日をあびて浮かび上がる。日の出前、吐く息も白く、冷たくなった手をこすりながらシャッターを切る。
秋の深まりを肌で感じる。秋の深まりを肌で感じる。