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夏期講習は神々の楽園
初日は大きい紙にクレヨンで描く演習。
紙のサイズはF30?20?とにかく大きいです。
まずは数枚、クロッキーで原画をかいて、
それを組み合わせて、一枚の絵を作り、
それを本番のワトソン紙に起こすのです。
(あ、クロッキーって、短時間で描くデッサンのことです。)
大きな紙です。
クレヨンが減るの何の。
でも減っていくクレヨンの分だけ、心は幸せに満ちてきます。
クレヨンって、日本じゃ幼児のおえかきどうぐだけど、
恐るべき可能性を秘めているんですよ。
大体「クレヨン」て、商品名で
本当はオイルパステルというのが正しい。
私もかなり頑張ったけど、他の生徒さんの作品が
すんごい匠なの。
プロのイラストレーターみたいでした。
うちの研究所の夏期講習って、
神々の楽園
みたい。
加我 雅恵 (八橋日記 赤いモルダウの章より抜粋) |
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