葉音hanon〜木の家具とガラスの工房〜

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2016年7月6日(水)
変化

山アジサイのガクの色、白から青紫へ日ごと色濃く変わっている。
このアジサイは数年前、子どもがどんぐりの実をたくさん拾って学校に届け、代わりにもらってきた苗木です。
60cmほどに育ちました。どんぐりクラブ(山梨県森林環境部みどり自然課)なるところの粋な計らい。
どんぐりは楢の苗木に育てて、公共の場に植えられているそうです。

庭のカマキリの卵は孵化して、幼いカマキリは散り散りになっていた。
1cmほどの体で、一丁前に鎌を持つ。




ニホンミツバチの巣箱を作って庭に置き、蜂が入って自然に巣を作ってくれるのを待っていましたが、
気配の無いまま2年が経っていました。先日隣町の大泉でニホンミツバチを飼っている知人が
分蜂(蜂の数が増えると、新しい女王蜂が現れて群れが2つに分かれます)が、今始まったと声を掛けてくださり、
すぐに駆けつけ、大事に育てていたニホンミツバチの群れをうちの巣箱に分けていただきました。

2016年6月4日(土)
ニホンミツバチが来た



写真左:分蜂が始まり、数千の蜂が庭先を飛び回っています。すごい羽音。
中央:栗の木にとまった女王蜂を囲んで、飛び交っていた蜂達は徐々にひと塊に。
右:この群れをダンボール箱に入れて捕獲した後、うちの巣箱にいれていただきました。



                                                                                   キンポウゲの花
小淵沢のうちの庭に引越してきてから10日。ここを気に入ってずっといてくれるといいな。
間近で眺めていると手や肩に乗ってきて、可愛い。
巣箱の一番下に作った7mmの隙間を出たり入ったり。時々、脚に花粉を付けた蜂もいます。
橙色の花粉、黄色い花粉、白い花粉。何の花の蜜をとっているのかな。
ちょうど栗の花も咲きはじめました。野いばらも咲いています。
ご近所のお庭に蜜をいただきにお邪魔しているかもしれません。
(受粉のお手伝いもしますので・・・どうぞおゆるし下さい。)






                            ヤマガラ

ヤマガラ、シジュウカラ、シメ、カワラヒワ。
一本の木に幾種類も小鳥たちが集まった日。

2016年3月28日(月)
It begins to move.


一昨年、近くの市場で買ったネコヤナギの枝を地植えしてみたら、
ちゃんと根付きました。グレーのネコの毛のようだった花芽から、
吹き出すようにあらわれた鮮やかな色。

カルメ焼きみたいなカマキリの卵(卵鞘)。→
子どもが保育園の森で見つけて持ち帰ってきたので、
冬の間庭の枝にくくって預かっておりました。
春に200〜300匹が生まれ出てくるというので、
その前に保育園に戻します。みんなで見よう。








                                                雪の小道を横切ったのは、セキレイでしょうか。長い尾を引きずったような跡。

2016年1月25日(月)
1月のこと

年の初め、東京の実家で庭の南天の煮汁を飲ませてもらう。(咳やのどの腫れに効くというが、苦いっ。)
七日、八ヶ岳の麓にもまだ雪が積もっておらず、小さな白い花までつけたハコベを見つけたので、おかゆに入れる。
十七日、今年初めての雪の夜、麹の香をかぎながら地元の大豆で味噌を小樽に仕込む。

休みの日は、ギャラリーを少し改装しています。
春にはちょっと新しくなりそうです。






                                                                 小淵沢・富士見平
2015年10月27日(火)
秋のあるとこ

里の秋の始まるところ
中腹の、秋の深まるところ
山の上の秋が終わるところ
お天気だったら行けるとこまで歩いてみよう。
2,3時間歩いてすっかり自信をつけた4歳の子が
「長い道ならおまかせを」だって。



先日、「身近なきのこを持ってきてくれたら、鑑定します」のパンフレットに誘われて、
見かけたきのこを集めて薬用植物園へ。(小淵沢)
きのこ博士に鑑定していただくと、
オシロイシメジ(毒)、ノボリリュウタケ(不食)、ニセホウライタケ(不食)、ツチスギタケ(毒)等々・・・。
持って行ったなかで食べられるのはハナイグチだけという結果に。
他の皆さんはぞくぞくと美味しそうなきのこを持ち込んで、
ナメコ、ヌメリイグチ、クリタケなどと食用のお墨付きをいただいていらっしゃるので、
見当もつかずに持っていったことが少々恥ずかしくもなりました。

きのこは菌糸でできており、まわりの落ち葉や土を分解・吸収して生長している。
みんなの身近にある、不思議な世界。



植物園のきのこ模型







ノハラアザミ

2015年8月17日(月)
アザミ

アザミが咲いていると、たとえば駐車場であっても、その場所が少し好きになる。
綿毛の付いた種をひとつまみもらってきました。増えるといいな。

イギリスにもよく咲いていたアザミ。スコットランドの国花だそうです。    
      
イギリス旅行記、よかったらご覧下さい・・




            


       ジューンベリーをついばむカワラヒワ


 

2015年6月28日(日)
梅雨の間の食卓

両親の結婚記念日を祝って、オープンサンドの小さなパーティー。
できるだけ八ヶ岳で出来たもので。
天然酵母のパン屋さんのバケット、
庭のジューンベリーのジャム、おみやげの手作り桑の実ジャム、
県産の鶏、平飼い卵、市場のとれたての野菜、庭のハーブティーなど…



注:普段はご飯と味噌汁で暮らしております。







2015年6月16日(火)
rainy season

雨が降る前は青い花が美しく見えて、
花を摘む。洗濯物をとり込むみたいに。


ヤグルマギク、 シロバナシモツケ、アネモネ・カナデンシス
イワミツバ、ヤマガシュウ、シダ。









2015年5月15日(金)
グミの花

アオゲラの工事が終わったよう。こんなに見事に穴をあけて、クリの木、枯れてしまうのでは・・・。
 
木を叩く硬い音がして、林の中をアオゲラが飛び立つのが見えます。カメラにおさめようと、このところ毎朝外へ出ますがいつも会えません。あきらめて戻る時、不意に香りがして気づきました。グミ(茱萸)の木の花がたくさん咲いている。
直径1cmほどのクリーム色の小さな花の集まりから、ジャスミンにも似たいい香り。
この香りがなかったら、咲いていることに気づかなかったかもしれない。
葉の裏が実は銀色だったりするところも、グミの控えめでおしゃれなところ。


               
 「グミ」は大和言葉で、お菓子のグミ(ドイツ語)とは、関係がないそうです。
                    赤い実になります。
 







2015年4月3日(金)
春のしるし

山の春をいち早く教えてくれる檀香梅(ダンコウバイ)。
細い枝から春の光が吹き出しているよう。
早春の木立を見るとき、いつも探すようになりました。
今日は鶯の声が響く、コナラや赤松の林の中。












2014年12月16日(火)
そとは雪

乾いた栗の落ち葉に雪が降ると、
シャラシャラシャラシャラ 庭が鳴ります。
一面真っ白になるまで。







2014年10月30日(木)
からまつの細い落ち葉が砂利の間にびっしり敷きつまる。この小道がずっとあるといいな。

先日、テーブルに飾っていたバラの実の束の、ほとんどの実が一夜のうちに食べつくされて、
赤い実の皮が散乱していました。テーブルには点々模様や、ちいさな箒で掃いたような跡が。
いったい誰が犯人かと、ヒメネズミやヒヨドリや、この間迷い込んで部屋に入ってきたコウモリ、
それから3歳の次男を疑っていました。

次の朝、バケツの底でヤマネの死骸が見つかりました。
まだ子どものようで、ちいさな箒の跡はふさふさのしっぽを引きずったからでした。
犯人だなんて言って、小さな丸い背中を見ていたら涙がこみ上げてきました。
外に出してあげられたらよかった・・。

亡き骸を、清里のやまねミュージアムに持って行きました。
体重8.6g。この秋に生まれて、もうすぐ冬眠するところだったけれど、
この小ささでは冬を越せなかったと思うと言われました。
ねずみやリスの種類ではなく、固いものは苦手だそうです。花の蜜や果物が好きだそうです。
前に道脇のあけびが食べられていたのも、そうだったのかもしれません。

    
ニホンヤマネ・・・国の天然記念物。日本に数百万年前から棲んでいる生きた化石。






2014年9月21日(日)
秋空
頭の上いっぱいに広がって、少しづつ動いていくうろこ雲。
見上げていたら、水底に居るような感じ。







           
 
2014年8月5日(火)
 翡翠色の時間

暮らしに水汲みが加わると、ちょっと忙しくなりますけど、
夏の間は時々近くの湧き水のあるところに行ってボトルに溜めて、
頭の中も、じんじんするほど水の音でいっぱいにしてきます。
今回は道すがらタマゴダケを見つけたり、クワガタを手に乗せたり。
帰ってから、湧水コーヒー。
あとは湧水ササ茶やら、湧水どくだみ茶やら、干しておいた葉っぱで愉しみます。

庭ではセミの抜け殻見つけが日課になっていますが、
夕方、抜け殻だと思って枝から離そうとすると、「まだ入ってますから!」と(いう感じで)抵抗されることも。
その晩の変身を、見に行こう、また見に行こうと子どもに誘われ、夜に何度も扉を開けて、
茶色い殻から抜け出し羽化してゆく翡翠色の姿を眺めるのも、新鮮な時間。

  写真左:女取湧水(足元が不安定でちょっと飲みにくい所だけれど、ほんとうに冷たくておいしい)
                          右:ミズナラの根元にタマゴダケ 径12cm 






 
2014年6月27日(金)
梅雨の頃
しばらく放っていた庭でつくる、葉っぱがほとんどのブーケ
大粒の雨と一緒に落ちてきたカラマツの青い松ぼっくり
朝4時半起きの清流の釣り。岩魚3匹アマゴ1匹
                                                         ※カラ松ぼっくり 2、5cm、岩魚27cm







           
2014年5月28日(水)
キビタキ
ひときわ甲高い歌声が響きました。
新緑の梢を見上げて声の主を探すと、思いがけず鮮やかな姿が。
彼がいる林は、いっそう輝いて感じられます。
 
 ニホンミツバチの巣箱を作ってみました。
つぎはぎの材の重箱式。蜜蝋を塗って中古を装い、蜂を誘います。
(ニホンミツバチは使われた事のある巣箱を好むそうです)
一週間で蜂が入ってくれたという話や
4年経っても入ってくれない話を聞きました。
・・・待ってみます。
 





2014年4月7日(月)
南アルプス連峰

大きくて青くてその懐は深く、透きとおった空に頂は白く輝いている。
ひんやりとした春の風を頬に当てながら、峰々を仰ぎ見る。
そんな時間があった日は、いい日だと思う。


                                            
八ヶ岳の麓・長坂から、南アルプスの北岳・アサヨ岳・甲斐駒を望む




 

2014年2月18日(火)
大雪
100cm以上積もって、しばらく閉じ込められました。
粉のような雪だったのに、雪面はずんずん上がって、
圧倒されているうちに窓の高さを超えました。
食料は何日もつかな、と考えてしまうほど。
いただいた切り干し大根・人参がありがたかった。
お味噌や干し柿のような、保存食の知恵の深さに唸りました。

 

毎日増え続けるみかんの皮やりんごの皮を干して、
水と一緒にストーブにかけています。
レモンの輪切りや、もらったモミのひと枝を入れたり。
湯気が上がって、部屋がほんのり甘酸っぱい香りに満ちて、
そのなかに、かすかに針葉樹の香りがするのがいい。






                        バラの実の影と、ガラス・ひとつぶ
2014年1月16日(木)
冬の光
取り立てて何かがなかったとしても、家には窓辺というものがあって、
目を向ければ小雪が舞っていたり、枯枝に束の間小鳥の姿があったり、
冬の空気を含んだ光が差し込んだりしています。

新しい年、ひとつひとつ小さなことも捉えなおしてみたい。
新しい景色を見ることができるように。

                                                     








2013年12月5日(木)
冬の入り口
枯葉の積もる森にカサコソ分け入って、子キツネになったような気分の先日の一日。
冬の森は、もう色とりどりの姿では迎えてくれずにだんまりとしているから、
もう少し親しくなりたくて、帰ってから、拾い集めたものを図鑑で調べる。
枯れて朽ちていくものの渋い色や抜けた色、カラカラの軽さ。
瑞々しい命の物語のその後ひとときの姿を、並べたり、眺めたり。


 左上から時計回りにウラジロモミ、シシウドの花のあと、ヤシャブシの集合果、ハリギリの葉
ウバユリの種の落ちたあと、上下に並んだカラマツと赤松の松ぼっくり、大きなヒメマツハダの松ぼっくり
上下に並んだズ ミの赤い実(たぶん)とノリウツギのガク片、何かのつる
 (清里・キープの森で)







2013年11月1日(金)
両手で持ってもずしりとして、表面はボコボコと硬い。
家の前の林で見つかりました。
自分の頭の上に掲げて、森を駆ける感じを想像してみる。
冷たい風にあたった日の、
大きな相手と戦い突き合わせた日の、
雪の草原を連なって歩いた日の、牡鹿の見た景色はどんなだったか。

毎年生え変わるというから、これは時が来てある日不意に落ちたものかもしれません。
苔むしたやわらかな地面に戻してみると、
舞い散る木の葉と同じく、自然の秩序の美しさの中にありました。






2013年9月27日(金)
くりの木の下
栗が降る
アカマンマの咲く草むらに
ミズヒキのゆれる茂みに
ホトトギスのとなりに

今年のは大きいね。ひと粒で小さな子の手の中いっぱい。








2013年9月13日(金)
野ぶどう
見つけた人は、その一粒一粒がどんなに素敵な色だったか、誰かに話したくなるかもしれません。
家の前のカラマツの幹にも絡んでいる野ぶどう、昨日とはまた色が変わっています

山ぶどうと違って食べられないそうですが、虫刺されによいと聞いて焼酎漬けにしたことがあります。
あまり効かず・・・さらに生きたスズメバチを漬け込むと特効薬になると勧められましたが、
まだ勇気が出ずにいます。








庭のフェンネルにいつもいる、居心地のよさそうなフェンネル色のバッタ。
 na
2013年7月12日(金)
庭仕事のともだち

庭の花を花器に入れるだけで、
とてもみずみずしい気持ちになるから不思議です。
今朝は山アジサイ。


剪定した枝を無造作に入れたり、
まだ朝露のついた草花を受けとめてくれるのは、
どんな花瓶かな。
毎日の事だから、絶対に洗いやすいのがいいな。
そんな風に考えて、新しく花器ができました。




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2013年6月17日(月)
実る頃
桑の実は黒くなったら採ろうね。
ジューンベリーは赤紫になったらね。
ミヤマウグイスカグラの実は真っ赤に透きとおったら。
山椒の青い実は、粒がもう少し大きくなったら。
・・・
ついこの間までそんな風に子どもに話していたら、昨日はもうみんな採り頃でした。
熟した実はそのままアイスクリームにどっさりのせてたべよう。
山椒の実は佃煮にしよう。






2013年5月27日(月)
ヤマフジ
何も植えられていない畑の向こう側、雑木林に山藤が咲いている。
誰か気づいているかな、誰も見ていないのかな。
巻きついた大木と一体になって、風に大きくゆれている。
うす曇りの午後の、静かなショー。





 根は太いもので1cmくらい、長さは20cm位で掘れました。

たんぽぽの花こんなにきれいだったかな、と
眺めながら飲みました。

炒ると、香ばしいような苦いような
独特の香りが部屋中に満ちてきます。
今回は浅煎りだったかもしれません。
コーヒーの色が明るめでした。
2013年5月7日(火)
たんぽぽ
一度やってみたかったことのひとつ、家の前のたんぽぽの根っこを掘り出して、たんぽぽコーヒーを作る。
花の咲く前に15株掘りました。葉だけでは、ニホンタンポポかセイヨウタンポポか分らなかったのですが、
総ほう(がくのように見える部分)が、反り返っているのがセイヨウタンポポ、反り返らないのがニホンタンポポだという見分け方をたよりに花が咲いてから見てみると、この辺りは混在して生えているようです。

根を洗って、細かく切って、半月ほど干すとカリカリに。この段階で、かさは半分になった感じ。
フライパンで炒って少し冷まし、ミキサーで粉砕。
両手に乗るくらいあった根っこが一掴みの粉になると、貴重な漢方薬に思えます。
コーヒーを飲むようにフィルターでドリップして・・・これこれこの味、この苦味。飲んだ後胃が落ち着く感じ。
この一杯を飲むところまでたどり着けて、よかった。何かに効きそうです。

                                    肝機能促進、ホルモンバランス調整、利尿作用、血流改善等々




道脇や庭のあちこちに咲き出しました。可憐な姿に、すみれ・・・さんと呼びかけたくなります。
写真を撮るのを言い訳にして、地面に這いつくばって顔を近づけて見ています。
 

白と青紫のタチツボスミレ。家の前に3株見つけました。

ノジスミレ
葉の形が細長く、花はタチツボより
ひとまわり小さい。毎年少しづつ増えていてうれしい。
2013年4月22日(月)
スミレ
  
濃紫のタチツボスミレ
庭ではこの色がいちばん多くなりました。
他の色がお庭で増えている方、交換しませんか?


子どもが道端で見つけてプレゼントしてくれた
庭にはなかった薄紫色。(タチツボ)
かろうじて根が残っていたので、すぐに植えました。
 








2013年4月7日(日)
小雨の降る朝
羽に降りかかる雨を、時々体を震わせて掃いながらキジが歩いていきます。
窓からじっと覗いて見ている子どもたちがそんな様子を真似して、
身を縮めて体をブルブルッとさせます。
瞬間、キジになったようです。子どもっていいな。







 
 
2013年1月17日(木)
真冬の倉庫づくり
年末・年明けと、時間を見つけて倉庫づくりをしました。
外壁塗装前に大雪に。まだ屋根もきちんと張ってなかったのですけど・・・。
ご注文いただいて出来上がった家具は、お届けまでの間ここで保管されることに。
家具が旅立つまでの待合室ですね。林の景観を邪魔しないようにと思い、細長い形にしてみました。

基礎を埋めるための穴を4、50cm掘り進めたところで、シャベルにセミの幼虫が乗ってきました。
地中で何年も生きるという蝉。掘り出されてきっと寒い思いをしたでしょう。
急いで別の穴を同じ深さに掘り、そちらへ移動してもらいました。そんなことが2回。
冷たい雪の下に、あたたかい季節を待つものたちが沢山いるのですね。
今年の夏の合唱に、彼らの声も混じっているかな。





                                    平沢山から飯盛山へ(長野県・南牧村) 



 
2012年10月25日(木)

瞼を閉じると、昨日登った山の大きな景色が目に浮かぶ。
濡れた落ち葉の上、滑らないように踏みしめて歩く感じを足がまだ覚えています。

飯盛山は子どものほうが先に、保育園の皆と登ったことがあるのです。
その足跡を追うように、大人達だけの山歩き。
「すんごい遠くまで見えてね、こころがスーッとするんだ。」
頂上で子どもの声を思い出しながら、遠い山の向こうからの風に吹かれました。







2012年10月7日(日)
稲刈りの間
稲刈りの体験をする息子に付き合って、収穫時の黄金色の田んぼへ。
鎌を使って一丁前に刈る小学生の足元に、刈り取られて居心地が悪くなってしまった虫たちが次々飛び出します。
まるで稲わらでつくられたような乾いた色のイナゴやバッタ、カマキリ。
子どもたちは稲掛(はざかけ)仕事を放り出して、たまらず追いかけます。
                           
(北杜市のファーム・白州町)





2012年9月5日(水)
山ウド
青いイガを実らせた栗の木の間から木漏れ日が差して、
ウドの葉に映るウドの花の影。
蜜の香りのする花の間を小さなアリが行き来していました。

ウドは独活"と書くそうです。
風も無いのに自分から動いているように見えるので、独活というのだとか。
それはいつの季節の姿のことかな。
今日は虫たちが、大きな花穂をわずかに揺らしたようでした。






昼間でも時折虫の声が響くようになりました。草刈りしそびれた草むらには露草がいくつも。
花瓶にさすとすぐにしぼんでしまうので、野にあるままに、を約束にしています。

2012年8月13日(月)
露草と

 

 この夏るつぼの交換時期になり、休炉前に初めて再生ガラスを試してみました。
工房で作ったランプの、割れた欠片や切り落とした部分を集めて熔かします。
グリーンがかった色味のガラスになったので、さらに青色を足して熔かしてみると、
静かな淡いブルーに。昔のラムネ瓶にも似ていて、ちょっと懐かしい感じに。
今回販売分はごくわずかで、実験をして終わったのですが、
また試す機会があるかもしれません。






2012年6月18日(月)
麦の穂
黄金色に変わり始めた大麦の畑。少し蒸し暑くなったアスファルトの道端にしゃがんで眺めると、
風を受けて波立つ麦畑がむこうの山すそまでずっと続いているように見える。
ふとどこか遠い国の景色に思えたり、昔々と変わらぬ風景に思えたり。
                                    南アルプスの見えるところ・長坂町小荒間





2012年6月1日(金)
花に会う
カッコウの声が響く林の中、足元に美しい葉脈のしっかりとした葉を見つけたので、
少し期待して、屈んで覗き込んでみると・・・
秘かに並んでいてくれました。

違いが気になるアマドコロとナルコユリ。
触ると茎が角ばっているので、これはアマドコロのようです
ナルコユリは茎が丸いそうです。






2012年5月18日(金)
新緑の時
いったいどれだけの緑色があるのだろう。
カラマツにはカラマツの、ヤナギにはヤナギの、やっと芽吹いたクリの葉にはクリの葉の緑。
それが皆刻々と色を深くしてゆくのだから、到底数えきれないけれど。
今日の緑が一番きれいなのではないかな、と毎日思っています。





                       photo:霧の朝・家の前の林
2012年4月29日(日)
森の旅
森の達人に案内をしてもらって、春浅い清里の森を歩きました。
咲いたばかりの薄紫のすみれや、鳥のアカハラに会い、アカネズミの巣を覗き、
骨になってゆく鹿を目にし、その肉を持ち去るキツネの気配を感じ、
生きものたちのつくる痕跡や影、姿に次々出合いました。
自分には見えていなかった森の中のつながりが、少しだけれど見えるようになってくる感覚は、
とても新鮮でした。
旅の終わりには、柔らかいよもぎを炒ったお茶を淹れてもらい、仲間と春を味わいました。
(清里・キープの森)
  おみやげの‘エビフライ’?

赤松の松ぼっくりの中の種を食べようと、
ニホンリスが歯で固い松笠をきれいにかじり取った跡、
なのだそうです。
アカマツの林は単調でつまらないかな、と思っていたけれど、
こんな可愛い落とし物があるなんて!



これは、長さ3〜4cmです




2012年4月19日(木)
庭先の落ち葉の中から顔を出した鮮やかな黄緑。
見つけるたびに声をあげる子どもの姿に、ほんとうに春がめぐってきたんだ、と嬉しくなります。
ぜんぶ集めて、ちょっとふきみそ作ります。







2012年3月20日(火)
雪のある間、えさ台によく来てくれたカワラヒワ。
飛ぶと風切羽根の黄色が綺麗だった。
雪は今すっかりとけて、ヒマワリの種をあげるのもおしまい。
林に響きはじめたさえずりを聞いて、小鳥たちの姿を想います。






2012年1月13日(金)
年明け、家の前の栗の木を1本伐りました。
年輪を数えると、36、7年くらい。最初は栽培栗として植えられたそうです。
ここに住むようになってから、この木の幹は6cm位太ったのだなと測ったり、
根元のひとつを製材して記念にスツールができるかな、と考えたり。
切り株は薪割り台になりそうです。
たくさんの栗を実らせ、木陰をつくり、シジュウカラの巣箱を支えてくれた木でした。
家を圧迫するほど大きくなり、枯れ枝が増えてきた事もあって伐ることを決めたのですが、
今まで寄り添って暮らしてきた事を思うと、ちょっと切ないものですね。
春になったらそばに、何か新しい苗木を植えようと思っています。




 
ロゼット状に葉を押し広げた、メマツヨイグサ
こんな冬の過ごし方もあるのですね。
このかたちで雪の下も耐えます。
※ロゼット状…バラの花のように、という意味だそうです。
2011年12月11日(日)
初ジビエ

「鹿が獲れたので!」と電話をもらい、駅で待ち合わせ。
信州から小海線に乗ってやってきた鹿生肉、大きな塊をいただきました。
4日間塩漬けにしてから燻製に。(冬になって、隆一さんはあらゆるものを次々スモークしております)
サクラの木の煙からの少し甘い香りと、クローブやローズマリーのハーブ、にんにく、しょうが、
様々な香りをまとっています。
野生と聞いて実はおそるおそる口にしましたが、深い味わい、なかなかの噛み応えと共に堪能しました。






2011年11月2日(水)
もみじ
「5年くらいするときっといいぞ」と、昨年亡くなったお隣のおじさんはもみじの小さな苗木を
うちの窓からも見えるように何本も植えてくださいました。あれから5年。
育った苗木は背の丈を越して、幾重にも色をかさなり合わせて、秋を迎える度に楽しませてくれています。感謝。




2011年9月15日(木)
暑さが戻ってきて、ツクツクボウシとコオロギが一緒に鳴いています。
今年は数えるほどしかなっていないな、と家の前の栗の木を見上げていると
とんぼがたくさん飛び交っているのに気づきました。

ギボウシの花のあとにも赤とんぼ。



2011年5月26日(木)
シロヤマブキ
初夏の木に咲く白い花が好きで、シロヤマブキを植えています。
雨が降るたび深くなる林の緑に、清々しさを与えてくれます。
モンシロチョウが遊びに来ると、つられて一緒に飛んで行ってしまいそうなくらい
軽やかな花びら。




2011年4月28日(木)
残雪の八ヶ岳と
工房の窓からトラクターが行くのが見えたので、近くの畑まで散歩に。
毎年トウモロコシが植えられる所です。
静かに眠っていたような大地が掘り起こされて黒い土が見えてくると、
いよいよ八ヶ岳にも春が来たのを感じます。



2011年2月17日(木)
ソリに乗って
ここ数日で、雪がどっかり40cmくらい積もり、この冬初めてのソリの出番。
家の前の200mの小道、わだちがソリの滑走路です。
雪をかぶっていつもより大きく見えるカラ松と栗の林の間を滑りぬける。
子どもじゃなくてもわくわくします。
木立が目の端をビュンビュン飛んでいきます。



 
鳥の巣みたいなちいさなリース。
いつものデザートカップを‘とくべつ’にしてくれます
 
2010年12月8日(水)
もみの木とバラの実は
目覚めると、さらさら粉雪が5cmくらい積もっていました。
雪をかぶった冬枯れの林に、もみの木の緑は一際鮮やかで、
野いばらの赤い実は小さな灯のようで。
凍える季節の贈りものですね。ちょっと心が弾みます。


 




2010年10月3日(日)
山ぶどう

肌寒くなった森で、息子が保育園の皆と山ぶどうを採ってきました。
「山ぶどうだけじゃないんだよ。」ぎゅっと握って帰ってきたビニールの中には、
ツリバナの実や秋の花が、ひとつかみの山ぶどうと一緒にありました。
それからきっと、親の知らない森でのはなしも一緒に。

一つぶ食べると、顔がひん曲がるほどすっぱいっ。
この野性的な味がいいよねぇ、と言いつつ・・・あとはやっぱりお砂糖と火にかけて
ちいさなおさじ3杯分のソースになりました。
甘くてすっぱくてちょっと渋い、秋の森の味。









途中ツリフネソウを見つけたり。
湿度の高い散策路は植生が豊かだな、といつも感心しています。

2010年8月19日(木)
ちょっと滝に
暑い日、もうしばらく続きそうですね。
滝に寄りました。
なだらかな山道、川の勢いよく流れる音を聞きながら木陰の中を進みます。
だんだん空気がひんやりとしてきて、さっきまでの暑さをすっかり忘れた頃、滝が現れます。
水の粒が見えそうなくらい、滝の周りの空気はしっとり。
苔むした岩肌に咲くツワブキの黄色い花に晩夏の力強さを感じます。
散策路にはミズヒキや萩がゆれていて、ちゃんと秋の近いこともおしえてくれました。


(吐竜の滝(どりゅうのたき):大泉と清里の間くらいにあります。小淵沢から車で20分位です)





2010年6月14日(月)
キツツキの巣穴に
枯れかかった栗の幹の巣穴、ずい分前にアカゲラ(キツツキ)が掘ったものです。
またアカゲラが来ているのかなと思っていたところ、
野鳥に詳しいお客さんが、「`コムクドリ´が入ってますねっ」と気づいて教えてくれました。
ギーギー、キュルル
(親鳥)  キュルキュル、チチリッチリ(ヒナ)
親鳥と同じくらい大きなヒナの顔が2つ見えました。







2010年5月30日(日)
駆けるのは
木もれ日の小道、栗の木とからまつの新緑が美しい季節です。
葉音の前の道は馬に負担のない砂利と土の道。近くの乗馬場のお気に入りコースです。

土曜日は林に汽笛が響きました。聞き違いかと表に出ると、「ポーッ!」
D51が甲府から小淵沢まで走る日でした。
日曜日、近くの線路に息子
(5才)と見に行くと、汽車を待つ人でいっぱい。
「ポッポー、ジャッジャッジャッジャッ、ダンダンダンダンってねぇ!」
音がすっかり気に入ったようです。

快速〈SLやまなし〉 
今年は5/29,30  6/5,6に走りました。また来年!






2010年4月28日(水)
オオルリ
雨あがりの林にいると、たちのぼるやわらかい草の匂いに包まれます。

‘オオルリ‘が初めて来ました。あちこちの枝に止まって、光る青い羽を見せて驚かせてくれました。
山には、まだ会ったことのない美しいものがたくさんあると、
知らせに来てくれた気がしました。

大きさはスズメより少し大きいくらい.。’コルリ’?と思いましだが、正面から見ると、のどが青黒いのでオオルリだと分かりました。
尾の付け根に白斑があるのも特徴のようです。

コルリは、くちばしのすぐ下から、お腹まで真っ白だそうです。






キブシ
2010年4月19日(月)
ひわ色のお花見

八ヶ岳の麓、1000mのなだらかな斜面にある小淵沢では、春がぐんぐん登ってくるのが
分かります。先日の雪で、開きかけたつぼみをかたくしていた一番近くの桜も、
もうすぐ見頃をむかえそうです。
早春の山では、ところどころ淡い黄緑色がもやいでいて、
近づいてみるとそれは柳の花穂だったり、アブラチャンの木であったり、キブシだったり。

ちょっとくすんだ黄味がかった黄緑色を、和名で‘ひわ色‘というそうです。
どんな色かな、と探して林の中をウロウロ。
正解は小鳥のマヒワが持っていますね。









北国からやって来ているという、
綺麗な赤色がウワサのベニマシコがすぐ近くに!
4月くらいまで林で見られるかもしれません

2010年3月15日(月)
待ちかねていたあたたかな日、
芽を出したヨモギやミントに鼻をくすぐられました。
株分けをしてもらったクリスマスローズやリシマキア、キツネノボタンが葉を開いて、
どこからかやってきて自然に絡みついたスイカズラのつるも、芽を吹きはじめました。
今年も‘おかげさま’の庭の始まりです。








2010年2月18日(木)
雪の朝
雪の積もった朝はどこもきらきらまぶしく、
目を細めて木々を眺めていると、エナガやヤマガラがやってきて、
小鳥たちの声を聞いているうち散歩に出たくなりました。
誰も歩いていないまっさらな雪道を踏んで歩くときの、ぜいたくな感じ。
今日は久しぶりにデッキでコーヒー飲みました。




2010年1月22日(金)
ツチグリ

先日の暖かい雨で雪がいっぺんにとけてしまい
それで、雪の下にいたこの子らに遭遇。
「ツチグリ」というキノコです。
てっぺんの穴から、ぷしゅーっと胞子を飛ばすらしいのです。
(このカタチにすごく似合う気が。)
食べてもいいのだそうです。(ちょっと抵抗感じマス。)
また雪をかぶってしまうまでの間、時々様子を見に行きます。





2010年1月6日(水)
昨日降り積もった雪は朝日を受けて、まだやわらかくて、
小さな誰かの足跡や、木立の影の縞、
色々な模様が現れて楽しいのです。





2009年11月21日(土)
go home
 
 藍色の空が静かに迫ってきて、家路をいそいでいました。
けれど空高く現れた三日月に誘われて、ちょっと車を降りました。
さすような空気の冷たさ。先日初雪もあったのです。
暮れゆく晩秋の一日。
                          
                               南アルプス連峰を望む



フレーム


2009年11月5日(木)
落ち葉のはなし

 昨日は清里の、シカの森と呼ばれる雑木林の整備を手伝いに。
(保育園の子どもたちの散策路になっているのです)
広々した牧草地の横を草刈りしながら進んで森に入ると、
木々はすっかり葉を落として一面落ち葉でふわふわに。
小道も隠してしまっていて、これでは迷子になりそうです。
枯葉を道脇に寄せて黒い土を覗かせていくうち、道筋があらわれ林の奥へ奥へつながって。
子どもたちが安心して遊べる森の舞台裏、体感してきました。 

 途中、ダンコウバイの木があって、その落ち葉をクシャクシャ擦ると
柑橘系のようないい香りがするのです。(金柑に似てるかな)
”ピローケースを持ってきてたくさん詰めるとイイヨ!”と教えてもらったので・・・
本気にして今日は近くの林から拾ってきました。夜が楽しみです。



2009年10月29日(木)
秋の青い実は

 
 「イシミカワって知ってる?」と、絵描きの友人がメールでおしえてくれました。
「とげのある雑草だけど実も姿もとってもかわいいの」と、
いつも草花に寄り添うように暮らしている彼女からのニュース!です。
調べてみると、私も気になっていながら名前の分からなかった実で、
偶然教えてもらえてうれしかった。近くのメチャクチャにつるの絡んだ薮で見つけました。
別名カエルノツラカキ(蛙の面掻き)なんていう名もついているらしく、
茎にはカエルが痛がりそうなトゲがいっぱい。下痢止め、利尿、解熱の生薬にもなるそうです。







2009年9月14日(月)
秋の白
 
山麓の斜面のあちこちでソバの花が満開です。
白い花畑と黄金色の稲穂、コスモスたちが一緒に秋風にゆれています。
とび込んでしまいたくなるような景色を見つけて、たびたび車をとめてしまうこの頃です。
写真は小淵沢と富士見高原の境目あたりです。




フレーム
2009年6月22日(月)
June berry

八ヶ岳の気候にとても合うのだと、園芸の好きな友人皆が勧めてくれるので、
おととしジューンベリーを1本植えました。5月に白い花をたくさん咲かせてくれて
今年は次々実になりました。曇りの日にはいっそう色が浮き立って、いちばん濃い紫の実からつまみます。甘くて美味しい。酸味も少ないのに市場に出回らないのは、種がしっかり入っているからかな。
毎日変わる色を追いかけるようにして、採っては口へ放り込み、いっこうにジャムになりませんっ。






2009年5月23日(土)

新緑の栗の木にツタウルシがからまり、少し色褪せた鳥の巣箱を覆っています。
今年もシジュウカラが入ってくれて、半月ほど前からせっせと餌を運んでいます。
近頃は親鳥が巣箱に入ると、チィチィと雛たちの騒ぎの声も大きくなって、
だいぶ成長した様子。巣立ちの日も近そうです。




2009年4月28日(火)
風のあとに

いよいよ新緑につつまれてきました。
ひときわ輝くからまつの緑も、青い空に映えてとても美しい時です。
先日の強い風で、折れやすいからまつの小枝とともに、道にはこんな落しものがたくさん。
初めて見たからまつの花でした。
大木となった高い木の枝を見上げていても、気づかないものですね。
松の実は5〜7年おきに豊作となるそうで、
今年はかわいい’からまつぼっくり’期待できそうです。






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