ジャズと酒

 LPレコードで聞いたジャズに郷愁を覚える世代としては,ジャケットからレコードを取り出しすことから始まる一連の行為に 懐かしさを感じます.LPレコード再生する際の儀式を紙ジャケットCDで再現させてはみたものの,CDをトレイに入れるだけでは 満足できず,昨今のLPレコードブームも災いして再びLPレコードでジャズを聴くことにしました.そのことを職場の飲み会で 話したところ,使っていない真空管式パワーアンプがあるが要らないかと神のお告げがありました.その方は自宅でタンノイの スピーカーに自作の真空管パワーアンプとアキュフェーズのプリアンプを組み合わせ,音楽を楽しまれていました.戴いた パワーアンプは5極管を使ったプッシュプル構成で出力も十分です.アキュフェーズの中古のプリアンプを手に入れ,JBL4312Aを 少し大き目な音量で鳴らしたところ,4312Aの特徴を遺憾なく発揮した躍動感に溢れた音が出てきました.

 コロナ禍の中,外で飲む機会もめっきり減り,結果的にショットバーでカクテルを飲むこともなくなってしまいました. そこで家飲みでカクテルを楽しもうと最小限の道具を揃え,You Tubeでシェーカーの振り方を見て練習し,どうにか 振れるようになりました.それが引き金になってホームバーを意識するようになりました.

 お酒と音楽は相性が良く,ブランデーを傾けながら聴くジャズは至福のひとときです.グラス1杯とレコード片面の時間との 兼ね合いは絶妙です.学生時代に聴いたフォークソングもなかなか乙なものです.