ものぐさ台長の観測日誌-2022年-

年月日特記事項
2022年12月2日 星食観測は 40 mm の接眼レンズの後方に 16 mm のレンズを付けたCCDで撮影している.これまでは 観測の度に接眼部を取り換えなければならなかったが,ニコンの 8 cm 屈折用カメラアタッチメントを 使うことにして,52 mm P0.75 から36.4 mm P1.0 に変換する接続リングを購入した.これにより ニコン独自のφ43 mm スリーブ規格のまま眼視観望からビデオ撮影までできるようになった.さらに カラーCMOS-CCDカメラも 25 cm 反射カセグレンと 10 cm 屈折の主焦点でピントが合うようになった.
2022年11月28日 6件の星食観測を行った.
① SAO 189498, 8h33m12s99(UTC)
② SAO 189526, 8h42m12s10(UTC)
③ SAO 189530, 8h59m11s92(UTC)
④ SAO 189535, 9h04m14s53(UTC)
⑤ SAO 189548, 9h38m24s71(UTC)
⑥ SAO 189555, 9h51m47s74(UTC)
2022年11月8日 皆既月食と天王星食の中継をするため,25cmカセグレン式反射望遠鏡の焦点面にカラーCMOSカメラを 取り付けて待機していたが,皆既月食前に雲が出てきて中継は出来なかった.あとで雨雲レーダーを見ると 新潟県は長岡市から三条市にかけて雲が出ていたことが分かった.
2022年11月2日 以前より天体観望を希望していた方に連絡を取り,月,土星,木星の観望会を実施した. 観測室を訪れたのはご夫婦にお嫁さんとお孫さんの5人で,月や土星に感激されて帰って行った.
2022年10月31日 5件の星食観測を行った.
① SAO 188731, 9h38m34s97(UTC)
② SAO 188750, 10h11m35s23(UTC)
③ SAO 188764,10h53m48s37(UTC)
④ SAO 188779, 11h16m41s63(UTC)
⑤ R 2914, 11h29m57s48(UTC)
2022年10月1日 3件の星食観測を行った.
① SAO 184882, 9h03m00s34(UTC)減光開始-9h03m00s41完全消失
② X 41759, 9h12m07s63(UTC)
③ SAO 184923,10h16m00s29(UTC)