ものぐさ台長の観測日誌-2023年-

年月日特記事項
2023年10月25日 月と土星の観望会第2弾を行った.10月22日に来られなかった二組の元校長先生ご夫妻をお招きした. 月や土星,木星を見て感激されていた.その後,いつものようにリビングで懇談の場となった.
2023年10月22日 小学校を退職された二組の校長先生ご夫妻を招いて月と土星の観望会を行った.月や土星を見て感激されていて, こちらも嬉しくなった.その後,3時間ほどリビングで懇談の場を設けて楽しいひと時を過ごした.
2023年9月29日 9月29日は仲秋の名月なので満月と土星を観望した.久しぶりに満月をじっくり見たが,これもまた良い ものだと思った.土星は環がだいぶ寝てきて細くなっていた.
2023年9月23日 ニコンの天体望遠鏡アイピースアタッチメント TEA-1 を購入した.ニコン専用の44 mm P0.75 の接眼筒に 31.7 mm アメリカンサイズのアイピースが使えるようにするためである.44 mm P0.75 から 36.4 mm P1.0 へ変換するアダプターを介しているのでいろいろと重宝しそうだ.
2023年6月25日 2件の星食観測を行った.
① SAO 118978, 11h14m49s47(UTC)
② SAO 118995, 11h43m37s46(UTC)
笠井の SV-40 mmを使用すると画面のフレアが大きく観測に支障をきたすようだ.レンズ構成のシンプルで コーティングが良いものが掩蔽観測のレンズに適しているようなのでペンタックスの K-40 mm に戻した. SV-40 は一般観望に使用することにした.
2023年6月11日 星食観測のビデオ撮影に使う映像ケーブルを新調した.これまでのケーブルは長さが 2 m で機器の 配置に苦労したのと,ケーブルのRCNプラグが接触不良で映像が途中で途切れたりしていたので,長さ 3 m のケーブルを PRO CABLE から購入した.おかげでモニターやビデオデッキを載せたラックの 移動に余裕が生まれた.ケーブルはベルデン 1695Aで,両端のプラグはRCNとBNCの組み合わせ. ケーブルが思った以上に固く,巻き癖が残っていて,そのままでは床を這わせて使うことはできない. 逆方向に曲げて真っすぐにするなどの手間がかかり,機器の移動を前提とした使用には多少の難がある.
2023年5月25日 1件の星食観測を行った.
① SAO 119000, 12h10m18s35(UTC)
2023年5月16日 地方テレビ局の取材を受けた.新潟テレビ21の「まるどりっ!UP」の番組の中の「旅してちょうない」の コーナーで地元山田町界隈が今回の取材地.屋根に見慣れない球形のドームを見つけ突然の訪問で合った. ドーム内に案内し,初めて訪れる方への定番のセレモニーであるスリットを開けてドームを回転させると 二人とも驚いていた.富山詠美アナウンサーと似顔絵師のやまだみつる氏の取材を受けているうちに 何か見えないかとの要望があり,日中なので太陽を見てもらった.ちょうど黒点が出ていたので, 望遠鏡で見る黒点に二人とも感激していた.
2023年3月20日 25 cm 主鏡と 8cm 副鏡の洗浄を行った.鏡面は40年以上も前の高反射メッキだが 未だに輝きを放していた.
 ①主副鏡をセルから外しブロアーで塵を払った後に水道水で洗い流す.
 ②薄めた中性洗剤液にキムタオルを浸して鏡面に載せてしばらく待つ.
 ③水道水で洗い流し,その後高純度処理水ですすいで乾燥させる.
 ④主副鏡をセルに納めて鏡筒に取り付ける.
その後,光軸を合わせて終了.
2023年3月8日 25 cm 用赤道儀の台座の4本のボルトを回して水平にした.あとは望遠鏡で星を見ながらの視野の星の ズレ具合から極軸を合わせる.
ネットで頼んでいた高純度精製水が届いたとのメールがあり,コメリパワー長岡店に取りに行った. 逆浸透(RO)膜+イオン交換+限外濾過膜に紫外線(UV)殺菌処理を施した超純水で,5リットルで1,046円.
2023年3月7日 天気が良かったので,ドームのスリットを開け,観測室の日光浴をした.
25 cm 用赤道儀 AT-100-D36の台座が東側が若干高いのが分かり,極軸のセッチングをやり直す要がある.