進捗状況

レイアウト製作

1.確保したレール
 12 mm ゲージ, 9 mm ゲージともシノハラ製を中心に揃えました.一部をイギリスの PECO 製で代用しました.
 シノハラの 12 mm はコード70, 9 mm はコード60 のレールを使用しており,シノハラのカタログによれば コード70 のレールの高さは 1.8 mm,コード60 が1.5mm となっています.それを87倍すると 156 mm と 130 mm になります.実際のレールの高さは在来線で使っているレールが50 kg とすると153mm,軽便鉄道では 37 kg が 使われていたとすれば 122 mm になるので丁度いいと思います.PECO 製 HOナローの 9 mm はコード80 で これは新幹線のレール(60 kg)並みの大きさです.PECO の 9 mm レールに列車を乗せた写真を見るとレールが 際立って大きく見え,不自然さは拭い得ません.

 12 mm ゲージ
  フレキシブルレール,長さ1000 mm,コード70 シノハラ   ポイント
   ・右6番ポイント 9個 シノハラ
   ・左6番ポイント 13個 シノハラ
   ・クロッシング  1個 PECO (コード 75)

 9 mm ゲージ
  フレキシブルレール,長さ500 mm,コード60 シノハラ

2.スローアクションポイントマシン
  スイッチバック用に江川製作所のびっくりポイントマシン 18個
  Caboose Industries 製の手動ポイントスイッチ 16個

3.パワーパック
  コスミック デジタル電圧・電流計付 PWMパワーパック CP-1300H 2台

ポイント仮置き

 シノハラの6番ポイントおよびPECOのクロッシングを使って二本木駅スイッチバック,姨捨駅スイッチバック, 桑ノ原信号場スイッチバックをイメージしてポイントの仮置きをしてみました.

 二本木駅スイッチバック

 姨捨駅スイッチバック

 桑ノ原信号場スイッチバック



二本木駅・姨捨駅のスイッチバック配線

 ポイントの仮置きでおおよそのイメージはつかめましたが,製作段階になると台枠の大きさや実際の配線に近づけるためにも, もう少し正確なポイントの位置決めが必要になりました.そこでグーグル・アースの衛星画像をパワーポイントのスライド画面にコピーし, それを横方向に縮めるとポイントの分岐角度が大きくなり,6番ポイントくらいになったところにポイントを配置する方法を考えました. ポイントをわかりやすく黄色で表し,衛星写真の上に載せたものを以下に示します.その後で衛星画像を削除すると双方の駅のスイッチバックの ポイントの位置が一目瞭然です.もっと早く気が付けばよかったと思いました.




 二本木,姨捨双方のスイッチバックの配線は以下の通りです.300 mm × 2000 mm の台枠を四角で示します.台枠の大きさは 部屋の中で立てて置けること,移動の際も何とか取り回しができることから決めました.しかもスイッチバック区間の全ての ポイントマシンへの配線と,2台のパワーパックによるデュアルキャブコントロールのための配線がここで完結しています. 双方の駅とも25パーミルの勾配の途中にありますので,台枠の左右で 50 mm の高低差があります.組み立てレイアウトで勾配が あると製作が困難になりますが,勾配を設けなくなると山岳型スイッチバックの意味がなくなるのでここは譲れない所です.

線路の中心間隔の距離

 レイアウトを組む段階で線路の間隔は実物に合わせたいと思い,二本木駅はえちごトキめき鉄道に問い合わせたところ, 丁寧に教えてくれました.姨捨駅は実際に訪れて踏切の所の線路の間隔を実測しました.実際の寸法と 1/87 にした ときの間隔は以下の通りです.前述の二本木駅スイッチバックの片渡りポイントは,シノハラの6番ポイントの分岐側の レールを切り詰め,線路間隔がそれに近い寸法になるようにして絶縁ジョイナーで接続しました.IMON の HO1067 のシステムトラックのレール間隔 57 mm に比べて狭く,実際の雰囲気が出ているようです.

             スイッチバックの線路間の間隔