肉体と精神を改造するルーンの秘儀=年間プログラム
 
ルーンの魔力を実現するために組まれた12の年間プログラム。世界で
初めて公開されるこの12のルーンで、あなたは、肉体、精神ともとも神
秘的な改革を体験するはずた。それは人間が真の人間とLて進化するた
めの第一歩、偉大なる旅立ちのはじまりともいえるものだ。

入門編

@練習ナンバー
A練習期間
Bルーンの名称。[]内とその下は英文による表示
Cルーン文字
Dタロット・ナンバーと星座宮・惑星。(ただし応用編にはAが
  なく、CとDが同じ欄に入っているので注意)


★それでは次から想像と意志を持って、ルーンの実践に取り組もう。

★このルーンはバラのとげを表し、水晶のような意志を意味する。
  意志はわれわれにとってとんな高価な宝石よりも貴い。ルーン・
  トーンはこの意志を開発する。

☆エクササイズ【10分】

@不動の姿勢から、右手を曲げていく。手は体に沿って動かし、
  腰の位置で止める。手先は下向きになる点に注意(図G)。

Aその姿勢で深くゆっくりと息を吸い、太陽神経叢(へその部分)
  から太陽エネルギーが吸収されることを強く想像する。

Bそして吸収したエネルギーを脳とハートに方向づけ、息を吐き
  ながら、マントラ「タアー」を発音する。

Cもう一度、深くゆっくりと息を吸い、「テェー」を発音する。

D同じく「ティー」を発音する。

E同じく「トォー」を発音する。

F同じく「トゥー」を発音する。

G太陽エネルギーを吸収し、ハートに美しい赤いバラの花を見る
  ように想像しながら、A〜Fを約10分間くり返す。

H最後にの儀式【A】を行う。

※イエス・キリストが十字架にかけられたとき、イバラの冠をかぶ
  っていたが、それは意志の王冠を与えられたことを象徴してい
  る。また、幽体離脱のとき、アストラル界で頼りになるのは意志
  の力だけであることに気づくはずだ。

  このルーン・トーンで、あなたも意志の王冠を手に入れるよう
  に努力しよう。(ルーン・トーンは、ドーン(DORN)、文字Dとも
  表記されるがここではトーンを基本にした)





★ルーン・オティルはさそり座の星座に属す。さそり座はわれわ
  れの性器と密接な関連を持ち、永遠なる創造の動きを意味す
  る。また、生命、宇宙の4大要素の活動、さらに神々の息、風
  の神とも関連する。
  
  さて、このルーン・オティルは、同じ文字の女性形てあるルー
  ン・オスと組み合わせて練習する。オスは女性的原理の意味
  であり、月、ヨ二(女陰・子宮)を表す。ルーン・オスは、われわ
  れの肺の活動を神々が助けてくれるので、とくに酸素による脳
  の活性化に役立つ。



☆エクササイズ@【Aともで15分】


@足を開いて立ち、ゆっくりと深く息を吸いながら、頭上で合掌す
  るような形に両手をあげる(図Ha)。このときは体中にエネル
  ギーの浸透を感じるようにする。

A次に息を吐きながら、両手を伸ばして前方におろし、同時に体
   も前屈させる。手のひら(指先ではなく)て、上にさわるような
   形をとることに注意(図Hb)。息を吐きながら前屈するわけだ
   が、そのとき同時にマントラ「トーン」を発音する。      


☆エクササイズA


@まず直立の姿勢で、右足と左手を前方にあげる。角度は図Hc
  のとおりた。これはルーン・ファと正反対の形であり、ファが能
  動原理、オスは受動原理を表す。

A次にゆっくりと深く息を吸い、そして吐くときに「オースー」と発
   音する。「オー」は子宮、創造の卵を象徴し、「スー」は蛇の火、
   聖なる母の音だ。


※以上、1と2を1対のエクササイズとして、約15分間実行し、最
   後に儀式【A】を行って終わる。









これは法のルーンであり、権利、正義の意味を持つ。また、リ
  ズムと踊りのルーンでもあり、その効果は直接、男性の内分
  泌腺の調和に影響するが、男女の別なく実践てきる。


☆エクササイズ【10分】

@直立の姿勢から、左手を曲げ手のひらを腰の位置に持ってくる。
  指先は下を向くように。そして、左足をやや横に開く。かかとを
  浮かせ、つま先は地面につくようにする(図I)。

Aゆっくりと深く息を吸い、ついで吐きながら、マントラ「ラー」
  発音する。日本人にはちょっとむずかしい発音だが、巻き舌を
  使った「RA」だ。

B同じく息を吸い、吐きながら、「レー(RE)」と発音する。

C次に「リー(RI)」と発音。

D次に「口−(RO)」と発音。

E次に「ルI(R∪)」と発音。

F最後に同じように巻き舌で、「ルルルルルル(RRR)」と発
  音する。そして、吸収したエネルギーを脳とハートに導くこと
  を想像する。強く思い描くことが大切だ。

Gマントラを時間がくるまでくり返し、最後に【A】儀式を行って
  終わる。時間は回を含めて10分間。

※ルーンの実践に慣れてくると、呼吸が単調に、そして機械的
  になりやすい。呼吸は宇宙エネルギーの吸収と密接な関係が
  あるので、常に意識を持って行う必要がある。呼吸をするとき
  は、常にエネルギー吸収を意識するのだ。






          
このルーンは、巫女、妻を表す。また聖なる蛇の意味を持つ
  「カン(KAZ)」の語もここから派生している。愛の星の金星に
   属し、とくに女性の内分泌腺に直接影響するが、男女の別な
    く実践できる。

☆エクササイズ【15分】

@直立の姿勢から、両手を日の高さまであげる。そして、手首
   から先を下に向ける(図J)。

A深くゆっくりと息を吸い、そして吐きながらマントラ「力−」
  発音する。呼吸が機械的にならないように注意し、呼吸によ
   って吸収されるエネルギーを、全身に満たすようにする。

B同じようにマントラ「ケー」を発音する。

C以下「キー」「コー」「クー」の順で発音していく。

Dマントラの最後として「力− ウー ムー」を発音する。

Eマントラを時間がくるまでくり返し、最後に【A】の儀式を行っ
  て終わる。時間は画を含めて15分間。

※それぞれのマントラのバイブレーションは、ルーン文字の魔
  術的ポジションと呼吸、さらに想像と意志によって調和され
  るとすばらしい効果を生じる。
  「カー」は知ること、調査することの願望を生じ、
   「ケー」は注意と品位、
   「キー」は喜びと健康、
  「コー」は勇気と大胆さにそれぞれ感応させ、
  「クー」は冷静さと慎重さを呼び起こして活動させる。

  こうしたマントラの効果も、練習を重ねていると実感できるよ
うになるだろう。








★ルーン・ハガルはルーンの母であり、宇宙のキリストを表す。
  別名「世界のルーン」ともいう。タロット・ナンバーの7が示す
  勝利とは、このシンボルにみられる上向きの3角(∧)、下向
  きの3角(▽)て人間の内におけるマクロコスモス(大宇宙)
  とミクロコスモス(小宇宙)の結びつきが実現することを意味
  する。
  
  このルーンによって、1年間のルーン・プロクラムが完了する。
  総まとめのルーンとして、このハガルは7つのルーンを組み
  合わせて実践する。その中にはすでに紹介したもの、また、
  これから紹介するものも含まれるが、ハガル独特のアレンジ
  が施されているので、新しいルーンとして取り組む二とが大切
  だ。
 
  それは、入門編でも述べたルーンの回転する≠ニいう独特
  の動作だ。


☆エクササイズ@[ルーン・イスとの組合せ]


@ルーン・イスの基本姿勢をとる。すなわち図Kaのように、両
   手を体と一直線になるまて上昇させながら、深くゆっくりと息
   を吸う。

Aそれからルーン・ハガル独特の動作である回転が始まる。
  息を吐き「イース」と発音しながら、右回りに7回転する。バ
   レエの回転、あるいはフィギュア・スケートの回転のような
  感じで。

B7回転したら、両手を胸の前て交差(必ず右手を上にする)し、
 息を吸ってから、「ハー」と発音する。このマントラは、ちょうど
 腹の底から出るため息のような感じのものだ。


☆エクササイズA[ルーン・ノット(応用編参照)との組合せ]

@図Kbのように、右手を上、左手を下に開く。

A深く息を吸い、右回りに回転しながら息を吐き、同時にマント
  ラ「ナー」を発音する。

B1回転したら、次に左手を上、右手を下(両手はちょう@と反
 対になる)にする。

C深く息を吸い、右回りに回転しながら息を吐き、同時にマント
  ラ「ネー」を発音する。

D1回転したら再び両手を逆にし、深く息を吸い、吐きながらマン
  トラ「ニー」を発音。同時に右に回転する。

E同じように、1回転ごとに両手の位置を逆にしながら、マントラ
 「ノー」、そして「ヌー」を発音する。

F合計5回転したら、前回と同じように両手を胸の前で交差し、
  息を吸ってから「ハー」とため息をもらすように発音する。


☆エクササイズB[ルーン・エ(応用編参照)との組合せ]

@図Kcのように、左手を上、右手を下にして開く。

A深くゆっくりと息を吸って、手の位置は変えずに、右回りに7
  回転する。回転と同時に息を吐きながら、マントラ「エー」
  発音する。

B7回転したら、前回と同じように、両手を胸の前て交差し、息
  を吸ってから「ハー」とため息をもらすように発音する。


☆エクササイズC[ルーン・ギポール(応用編参照)との組合せ]

@図Kdのように、両手、両足を大きく開き、全身てXの形を作る。
  ここでは回転はしない。

A深く息を吸って、体中のすべてのエネルギーが、右手から左足、
  左手から右足というぐあいに交差するのを想像する。

B息を吐きながら「ギィー ポオー ルゥー」と発音する。それぞ
  れの母音を長くのばしながら発音すること。

C息を吸って再び「ギィー ボオー ルゥー」と発音する

D同じように、合計7回、マントラをくり返す。


☆エクササイズD[ルーン・マン
(応用編参照)との組合せ]

@両足をそろえて立ち、図Keのように両手を高くあげ、宇宙から
   のエネルギーを受け入れるつもりて、手のひらを上に向ける。

A深く息を吸ってから、右回りに回転しながらマントラ「アーム」
   を発音する。

B1回転したらそこで止まって再び息を吸い、今度は「エーム」
  発音しながら回転を始める。

C同じように1回転ごとにマントラを変える。次は「イーム」、そし
  て「オーム」「ウーム」と続ける。

D合計5回転したら、両手を胸の前で交差し、息を吸ってから
 「ハー」とため息をもらすように発音する。

※このエクササイズは、チャクラの開発には大いに役立つ。


☆エクササイスE[ルーン・ティールとの組合せ]

@図Kfのように両手を開く。ちょうどカサのような格好だ。

A次に深く息を吸って「ティール」と発音しながら、右回りに7回
  転する。

B終わったら、両手を胸の前で交差し、息を吸ってから「ハー」
  とため息をもらすように発音する。


☆エクササイズF[終了のルーン・ハガル]

@直立の姿勢から、図Kgのように両手を水平にのばす。この
  とき手のひらは前方を向くようにする。

A深く息を吸い、右回りに7回転しながら、マントラ「ハガール」
  を発音する。

B7回転したら、【A】の儀式を行い、7つのルーンを組み合わせ
  たハガルの終了とする。


※このエクササイズは、とくにエーテル体を活動させ、また前世の
  記憶をも活動させる。
 

  以上、7つのエクササイズがルーン・ハガルを構成するものだ。これを1日に1回行うことで、太陽が黄道帯の
12の星座を1周することを表現する。同時に、1年間のルーン・プログラムのすべての仕上げとする。
 
  このすばらしいルーン・ハガルは、すべてのエネルギーを吸収し、防御のシンボルとしても役立つ。そのとき
には、体によるポジションでも、また地面や床にルーン・ハガル(*)を書いてもよい。
 
  ここまで根気強く、想像と意志の力を使って実践してきたあなたは、1年前の自分と比較して、肉体的にも精
神的にも健康に、また、何にもまして自分の内にみなぎる力強いエネルギーと気力を発見することだろう。