広島県福山市 鞆の浦

2005年3月

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広島県福山市鞆の浦(とものうら)、瀬戸内に面した幕末~昭和初期の家屋が残る港町です。幕末には坂本龍馬も立ち寄った所だそうです。港には日本で一番高い石で出来た常夜燈があります。中央に有る赤い物は子供の頃よく目にした筒型の郵便ポスト。

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石畳の道。

水を打った路地。

白と焦茶色の世界。

粋な縁台。

引戸。

煮物の匂い。

猫の通り道。

白壁。

懐かしい音と香。

思いつくまま・・・。

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一番のお気に入りの路地。車は勿論通れません。漆喰と木と鉄の色・・・白、灰色、はんなりとした桃色、鉄色・・・この色使いには脱帽。溜息が出るくらい・・・。残念なのはカメラの特性か、微妙に赤身が出ていないところ。是非お近くの方は、この場所を探しあてて、職人の芸術をご鑑賞下さい。

ここでも叉、職人の技を見つけてしまいました。朽ちた木材の補修に一寸の隙間もなく埋め込まれた木片。恐れ居いりました。至る箇所でこのよな補修が行われています。

ここでかくれんぼでもしたら面白そう・・・ペタペタ、カタカタ、今にも草履やゲタの音をたてて、いがぐり頭とおかっぱ頭が出てきそう(笑)。懐かしい音と思い出が行き交う空間。

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ここは2番目に気に入った場所です(笑)。入り組んだ路地、杉の皮の外壁、赤提灯・・・。ふっと、路地から出て、ふっと、路地へ吸い込まれていく・・・そんな雰囲気のある場所。ベビーカーを押した親子がガタガタと通り過ぎて行きました。どんな音も耳障りに聞こえないから不思議です。

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「火の用心」防火用の水が軒先に置いてありました。消防車も入れない路地では住民の初期消火が町を守ります。

主立った道には今風にデザインされた敷石。折角だけど、これには少し興ざめ・・・まだアスファルトの方が良かったかな?(苦笑)。この道と限らず路地裏を何と!車がビュンビュンとかなりのスピードで通り過ぎて行きます!地元の人は譲り合いの道になっているせいか上手く交わして行きますが、ここで上手く通行出来れば教習所も一発でOK(笑)。しかし観光客は車を置いて散策した方が賢明でしょう。

何だろうと思ったら・・・靴屋さん?

何だろうと思ったら・・・茶店

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何だろうと思ったら・・・文化財になっている酒屋さん

地域をあげての観光活性化が行われていのか、公衆トイレも古いけれども清潔だったし、ゴミも落ちていません。道行く人々もどこか優しげな眼差し。軒先では花も沢山目にしました。観光客相手のお店もあるけれど、ちっとも押し付けがましくない。それでいて、ちゃんと生活の匂いがする、そんな場所。また来てみたいと思える町、鞆の浦。今度は地酒と美味しい物を頂きたいな(笑)。

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