TOP >> Do it yourself!! >> ブレーキパッドの交換 |
はじめにジャッキアップしてタイヤを取り外します。作業がしやすいようにタイヤをはすしてからステアリングを切ってスペースを確保しておくと作業しやすいです。 ピストンを戻すことによってブレーキフルードが溢れる可能性があるので、マスターシリンダーのキャップを外してウェスをセットしておきます。 (作業終了後、パッドの残量が増えた分ピストンが戻ったため、ブレーキフルードが溢れそうになったため、スポイトを使用してフルードの量を調整しました。) |
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スライドピンを固定しているスナップピンをラジオペンチを使用して取り外します。 取り外したらプライヤー等でスライドピンを引き抜きます。 この時、クロススプリングを手で押しながら、スライドピンを引き抜くと楽に抜くことが出来ます。 |
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2本のスライドピンを引き抜いて、クロススプリングを外したら、いよいよパッドの入れ替えです。 まず、ピストンを戻すわけですが、キャリパーに傷を付けないようにウェスをかませて、純正パッドとキャリパーを圧着するような感じでウォーターポンププライヤーで挟み込みます。 独特の感触がしてピストンが戻ったらパッドを取り出します。 純正のパッドはかなり面取りしてありますね。(^_^; 一度に両方のパッドを取り出してしまわないで、片方ずつ作業すると、反対側のピストンが飛び出してこないです。 もし両方とも取り外した場合は、片方戻してから作業すれば良いかと思います。(撮影のため両方を一旦取り外しています。) |
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新しいパッドとシムにグリスを塗ってシムをパッドにセットしてから装着します。必要に応じて面取りを行いましょう。 取り外したのと逆の手順で、クロススプリングやスライドピンをセットします。 |
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リアもフロントと同じように作業すればOKです。 インナーシムを再利用する場合は、両面テープで接着されていますので、大き目のカッターナイフなどできれいに剥がします。 強引に引き剥がすと再利用できなくなってしまいます。(経験者談)>管理人 |
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■インプレッション |
パッドにあたりをつけるため、100kmの慣らしをする様にと注意書きがされていたので、作業終了後早速実施です。慣らしを始めた直後は若干、フワフワした感じがしましたが、およそ30kmを超えたあたりからシッカリ感が戻ってきました。100kmをあっという間に走行して、十分に周囲の安全を確認して、少し意地悪な踏み方で様々なチェックをしてみましたが、純正より劣るという点もなく、十分ストリートパッドとして合格点を与えられると思いました。まさに純正+αといった感じです。 そしてウリであるはずのダストの量ですが、なんと純正の1/3以下です。(写真 交換後100キロ)(写真 清掃直後)これには正直言って驚きました。お気に入りのホイール(プロドライブのGC-010E)を履いているので、清掃の回数が減るかと思うとかなりうれしく思います。今までは清掃してもあっという間にブリティッシュゴールドがブロンズカラーに変化していたので…。 そして、純正では信号待ちの人も振り返るような、酷きブレーキ鳴きがあったのですが、それも半分以下になりました。こちらは意外でしたが、大変満足しています。(^-^) 実際、自分の用途としては通勤や街乗りがメインで、たまにワインディング、そしてこれからサーキットにも行ってみようと考えているので、ガンガンに攻めるシチュエーションにはちょっと不向きかなと思いますが、「とりあえず街乗りメインだけど、鳴きが少なくてダストの量も少なくて、それでいて純正よりもうちょっと良いパッドが欲しいな」と言う欲張り?な方にもお勧めできるパッドだと思います。 |
※インプレッサマガジン21の110ページもチェックしてみてね♪ |
▼追記 |
やはりサーキットでは全く持ちませんでした。純粋にストリートパッドって感じですね。 |