他方、私は、聖なる師父たちによって私たちに伝えられた事柄に従って次のことを保持します:すなわち、聖なる三位は共に永遠であり、一つの本性と一つの力と実体に属している。そして神の子は、つい最近、人間となり、私たちの諸々の罪のために苦しみを受けた。そして彼は、苦しみを受けたその肉の内において死者たちの内から復活した。それによって彼は、まさに復活の希望を人類に授けたと。また、私たちは、肉の復活を、幾人かの人たちが中傷するように、何らかの諸々の妖術によるものとは言わない。むしろ、私たちがいま生きているこの肉そのものが復活するだろうと、私たちは信じている。私たちは、別の肉が復活するとも言わず、この肉に属する身体とは異なる身体が復活するとは言わないと[1]



[1] Rufinus, Apol.ad Anast.2-4.

 

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