彼ら誹謗者たちは、どれほど正しく振る舞うことか:もしも彼らが、魂のいかなる先入見もなく、真理への全幅の尊重――これは、我々が愛をもって我々のすべての隣人に対して示すように命令されている[1]――をもって、彼が、我々が命令によって愛を向けねばならない隣人たちの一人であることを理解するならば;また、彼の諸々の書物を取って読むとき、彼がそれらの(書物の)序文で請うている寛恕をもって――彼らがそれに値する何らかの事柄を見出した場合――読むならば。時に彼らは、寛恕に値する何らかの事柄を見出している。



[1] Cf.Za.8,16; Ep.4,25.

 

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