166 パンフィロス:実際、彼は、それらの諸々の事柄を、上で我々が述べた書の中で書いている。しかし我々としては、公平さそれ自体が我々に要求する諸々の事柄を、さらにそれらに付け加える。もしも明白に教会が、彼が感知した諸々の事柄と対立する諸々の事柄を伝え、あるいは、宣べ伝えているなら、疑いもなく彼は、諸々の教会的な定立に対立するもの、あるいは、反抗するものとして、当然に非難される。しかし今、すべての教会人たちの許に(意見の)多様性が存在し、他の者たちは魂に関して諸々の別のことを感知し、すべての人が諸々の多様な事柄を(感知している)のであるから、彼が他の者たち以上に非難されるべきなのだろうか――取り分け、残りの者たちによって断言されている諸々の事柄がはるかに馬鹿げているように見え、互いに対立し合っているように見えるのであるからには。

 

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