173 最終の非難は、メテンソーマトーシス、すなわち、諸々の魂の転生の非難である。それに対しても、他の諸々の事柄の中で我々が行ったように、非難されている彼自身の諸々の言葉によって我々は応えよう――最初に次のことを必須のこととして(我々が)想起しつつ:すなわち、彼の非難者たちは次のことを理解していないと言うこと:どのようにして彼によってその問題について扱われているかということ、あるいは、(彼によって)言われる諸々の事柄は、必ずしも常に彼の位格からいわば表明されたものには見えず、むしろ、時として対立的に言われ得る諸々の事柄さえ議論されるというのが、(彼の)議論の方法であること。そして彼らは、それが(彼の)議論の方法であることに留意せず、その(輪廻転生の)教説に関して彼に次のこと言って反対する:彼が敵対者の位格から議論した諸々の事柄をいわば彼自身が感知していたと。

 

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