184 オリゲネス:その時存在するであろう者たちには、諸々の魂の転生によらない刑罰が存在するだろ。なぜなら(彼らには)罪を犯すための余地がないだろうか。むしろ、罰の他の諸々の類が(彼らに)存在するだろう:すなわち、諸々の身体の交換は、罪人たちの罰を作らないだろ――如何なる外来の責め苦も科せられないようにするために;そうではなくむしろ、罪人たちにとって諸々の罪の様式は、次のようなものである:殻らがこの世の中で行った諸々の事柄に応じて、諸々の過失の罰を受けると。

しかしながら、次のことは明白である:事柄の帰結を入念に注視できる人たちにとって、それらの個々の理拠は、諸々の魂が転生するを主張する教説と対立する;もしも異邦人著作家たち――彼らは、自分たちの諸原理の帰結からその見解を探求してきたのであるが――(その見解に)従うことを望み、それらの事柄が起こるなら、疑いもなくこの世は決して終わることができないだろいうと言うなら、次のことは必然である:それらの事柄を望む人たちが我らの()文書――世の未来の終わりを極めて明白に告げている()文書――を信じていないこと、そして、諸々の()文書それ自体の中に、支離滅裂で馬鹿げた諸々の主張を探し出す<べき>でないということ。なぜなら、代の将来の終わりは、我らの諸々の()文書に従えば決して存在しないということは、それら(の聖文書)から如何にしても明示され得ないからである。

 

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