35 実際、或る人たちは、「フリギア人たちに従う者たち[1]」と命名される人たちが異端と呼ばれるべきか、それとも分派と呼ばれるべきかを探求した。彼らは、諸々の偽りの預言を遵守して、次のように言う:「あなたは近寄るべきでない。なぜなら私は清いからである[2]。実に私は、妻を持たないし、私の喉は口の開いた墓ではない[3]。私は神のナジル人であり、彼らのようにブドウ酒を飲まない[4]」と[5]。
[1]
原語はギリシア語。モンタヌス派を指す。詳細は各自で調べよ。
[2]
Cf.Is.65,5.
[3]
Cf.Ps.5,10;
Rm.3,13.
[4]
Cf.Am.2,12.
[5]
本節も、オリゲネスの『テトスへの手紙注解』からの抜粋である。