52 彼が、ご自分の預言者たちを通してして、聖なる諸々の文書の中で、肉にによればダビデの種から作られたご自分の子について約束したこと[1]。彼は、以前に存在しなかった限りで作られたのである。実際、彼は、肉によれば以前に存在しなかったが、霊によれば前もって存在していたのであり、彼が存在しなかったときがなかったのは明らかだからである[2]。
[1] Cf.Rm.1,2-3.
[2] 本節は、『ローマの人たちへの手紙注解』からの抜粋であるが、ルフィヌス訳の同注解では多少言い回しが異なっている(Com.Rm.1,4-5)。
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