27 それらの後で、(ケルソスの許のユダヤ人は)言う:「信じる人たちのある人たちは、泥酔から正気に戻って自分自身に憤る人たちのようになって、福音を最初の文書から、二度、三度、そして幾度も作り変えるている――批判者たちに対して否と言うことができるために」。しかし、福音を作り変えたのはマルキオン派の人たちとヴァレンティノス派の人たち、そして私が思うにルカノス派の人たち以外に、私は知らない。言われたこの言葉は、み言葉の非難ではなく、諸々の福音を敢えて軽率に扱った人たちの非難である。そして、ソフィストたちやエピクロス派の人たちやペリパトス派の人たちや、偽りを教えるその他の人たちが哲学の非難にならないのと同じように、諸々の福音を作り変える人たちと、イエスの教えの意図に異質の諸々の分派を導き入れる人たちも真のキリスト教の非難はならない。

 

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