教父学略年表

 

最終更新日19/02/04


 

西暦

教父

皇帝・事件・公会議

96 ローマのクレメンス『コリントの人たちへの第一の手紙』 ドミチアヌス帝暗殺
96〜98   ネルヴァ帝
98〜117   トラヤヌス帝
117   ハドリアヌス帝
125   ハドリアヌス帝によるキリスト教寛容令
138   アントニヌス・ピウス帝
163/167 ユスティノス殉教  
155/167 ポリュカルポス殉教  
176   マルクス・アウレリウス帝、新宗教禁止
177   リヨンにおける大迫害
177〜180 アンティオキアのイグナチオスの書簡  
180? アンティオキアのイグナチオス死去 コンモドゥス帝(暴虐帝)
185 オリゲネス、アレクサンドリアに生まれる。  
201〜203 アレクサンドリアのクレメンス、カッパドキアに追放される セプティミウス・セヴェルス帝の迫害:アレクサンドリアでオリゲネスの父殉教
202? エイレナイオス死去  
204 オリゲネス、アレクサンドリアの要理学校の学頭になる  
211 クレメンス死去 カラカラ帝
225 テルトゥリアヌス死去  
251 オリゲネス死去  
253   エミリアヌス帝
258 キュプリアヌス殉教 ヴァレリアヌス帝の迫害
260   ガリエヌスの寛容令
270 アントニオス、砂漠に隠棲  
284   ディオクレチアヌス帝
286   東西の最初の政治的分裂
290 パコミオスの共住修道会則  
306   コンスタンチヌス帝
313   ミラノ勅令:教会の平和
319   ローマのサン・ピエトロ寺院建築開始
320 カエサリアのエウセビオス『教会史』 アリウス派、勢力を伸ばす
325   (反アリウスの)ニカイア公会議:キリストの神性とおん父との同一実体
328 アタナシオス、アレクサンドリアの司教  
330   511日コンスタンチノープル遷都
337   コンスタンス帝
347? エルサレムのキュリロス『カテケーシス』  
356 アントニオス死去 異教礼拝の禁止
361   ユリアヌス帝(361363)
367/368 ポワティエのヒラリウス死去  
370 マルチヌス、トゥールの司教  
373 アレクサンドリアのアタナシオス死去  
375   グラチアヌス帝
379? カイサレイアのバシレイオス死去 テオドシウス帝(東方)
380   キリスト教、国教化
    西方でラテン語、教会の典礼用語となる
381   第一コンスタンチノープル公会議:キリストは真の神、真の人;聖霊の神性
387 アウグスティヌス受洗  
390 ナジアンゾスのグレゴリオス死去  
394 ニュッサのグレゴリオス死去  
396 アウグスティヌス、ヒッポの司教  
397 ミラノのアンブロシウス死去  
398 ヨハネ・クリュソストモス、コンスタンチノープルの司教  
403 ヨハネ・クリュソストモスの罷免と追放  
407 ヨハネ・クリュソストモス死去  
408   テオドシウス二世(東方)
410   アラリックによるローマ占領
    レランス、修道生活の中心
419 ヒエロニュムス死去  
428 ネストリオスとキュリロスの論争 ネストリオス、コンスタンチノープルの総大司教
430 アウグスティヌス死去 ヴァンダル族によるヒッポ占領
431   (反ネストリオスの)エフェソス公会議:キリストの二つの本性・神の母マリア
435 ヨハネ・カッシアヌス死去  
440 大レオ、ローマ司教  
444 アレクサンドリアのキュリロス死去  
450   マルキアヌス帝
451   (反単性論の)カルケドン公会議:二つの本性におけるキリストのペルソナの一性
455   ヴァンダル族によるローマ略奪
457   レオ一世
461 大レオ死去  
496?   クローヴィス受洗
502 カイサリウス、アルルの司教  
527   ユスティニアヌス一世
529 ベネディクトの会則:モンテカシノ修道院創設 ユスティニアヌス法典
542 アルルのカイサリウス死去  
553   第二コンスタンチノープル公会議:キリストは唯一の仲介者
565   ユスティニアヌス一世死去
573? トゥールのグレゴリウス『フランク史』執筆  
591 大グレゴリウスの勅書  
680−681   第三コンスタンチノープル公会議:キリストにおける二つの意志
750 ダマスコのヨハネ死去  
787   第二ニカイア公会議:イコン崇敬の合法化