第11章 病者
1 頂上は病気の者らを等閑にしないように用心しなければならない。我らの教父アウグスティヌスが言っているように(63)、彼らができるだけ早く回復するように、治療されなければならない。更に彼らは、病気の重大さが要求する限り、長上の裁量に従って肉食をすることができなければならない。
2 しかし、浮腫みや手足の切傷あるいはこれに類する病気のように、はなはだしく衰弱したり、食欲に支障を来たりしない程度の病気を持っている者がいる場合には、その者は、厚い敷物の上に寝てはならない。またその者は、通常の断食を中断してはならないし、食堂の食事を変更してもならない。その者は、長上の命令に従って、勉学ないしは手仕事をしなければならない。
<更に、我々の家には、衰弱した者あるいは病気の者が食事をする部屋は、二つだけでなければならない。一つは肉食の部屋であり、もう一つはその他の食物の部屋である。ただし、彼らがこれらの部屋で食事をできるのは、明白な必要や急病の場合に限る。同様にその他の諸兄弟も、共同食堂や来客用の家以外で食事をしてはならない。
我らの諸兄弟が、修道院のある場所で病気となった場合、家の外で肉を食べてはならない。>