第12章 瀉血

瀉血は、一年に四度、行われなければならない。最初の瀉血は、九月。第二の瀉血は、降誕祭後。第三の瀉血は、復活祭後。第四の瀉血は、洗礼者ヨハネの祝日頃。何人もこれら以外に、瀉血を敢行してはならない。ただし長上が、何らかの理由によって別様に為されねばならないと判断した場合は、この限りではない。

瀉血を行った者は、食堂の以外の場所で快適に食事を摂れるのであれば、その場所で静かに食事をしなければならない。そして家の資材が許す限りで、快適な料理が供されなければならない。しかし瀉血を理由に肉を食べてはならない。