他方それらの次に天蓋は、さらに諸々の発光体で飾られるに相応しいものとされます。実際、神は言っています:「天の天蓋の中に諸々の発行体が成れ――それらが、土地の上で輝き、昼と夜を分けるために[1]」。

既に天と呼ばれていた天蓋の中で、神は諸々の発行体が成るように命じて、「それらが昼と夜の中間の間で分けるようにしたのと同じように、もしも私たちも、天と呼ばれ(そう)成るように努めるなら、私たちの中に、私たちを照らす諸々の発行体を持つでしょう。それは、キリストと彼の教会です。実際、彼は「世の光[2]」です。彼はご自分の光で教会をも照らします。実に、月が太陽から光を受け取り、その月を通して夜も照らされ得るようになると言われているように、教会もキリストの光を受け取ることによって、無知の夜の中に暮らしているすべての人たちを照らします。

しかしもしも誰かが、その点で「昼の子」になる程に進歩して、あたかも「昼の子と光の子[3]」として、「昼の中に品位をもって歩む[4]」ようになるなら、彼は、キリストご自身によって照らされるでしょう――昼が太陽によって照らされるように。



[1] Gn.1,14-15.

[2] Jn.8,12.

[3] 1Th.5,5.

[4] Cf.Rm.13,13.

 

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