16 プルイユにおける女子修道院の設立

 

ある貴族たちは、財産が乏しくなると娘を異端者の手に渡し教育し養ってもらっていたので、その婦人たちを受け容れる目的で、ファンジョーとモンレアールの間のプルイュに修道院を設立した。そこでは今日に到るまで、キリストの侍女たちが、人間にとっては模範となり、天使の目にはよろこばしく、神の目には快い生活を送り、比較すべきもののない純真さを心に抱いて創造主に仕えている。