4.内容と構成

 本講話は三つの過越祭講話から成り立っている。それらの内容と構成は以下の通りである。なお右横のアラビア数字は節番号である。

第一講話   小羊の奉献
序文 1-5

ユダヤ人のパスカとキリスト者のパスカ

1-4

解釈の方法

5
1.日時 6-10

一年の諸々の月の元

6-7

小羊は十日に取られ、十四日の夕暮れに屠られる

8-10
2.場所 11-15

一軒の家

11-12

肉を外に持ち出してはならない

13-15
3.生け贄 16-22

完全な

16

雄の

17-18

一歳の

19-20

羊もしくは山羊の中から取りなさい

21-22
第二講話 血の塗布と食事
1.血の塗布 1-10

私はその血を見て、お前たちを守る

1-7

二本の柱と鴨居に

8-10
2.食事 11-26

その夜、その肉を火に焼いて食べよ

11-12

苦菜に添えて種なしパンを

13-14

肉を生のまま食べてはならない

15

水で煮てはならない

16

火に焼いて食べる

17-18

頭と足を一緒に

19-20

そして内蔵と

21-22

朝まで残してはならない

23-24

残りは火で焼かなければならない

25

その骨を折ってはならない

26
結び 27
第三講話 食事の前・最中・後
序文 話題の提示 1
1.聖体拝領の準備 2-6

異質なものを切断する

2-6
2.聖体を拝領するための心構え 7-12

旅の身なり

7-8

腰に帯をし

9

足に履物を着け

10

手に杖を持って

11

急いで食べよ・これは主のパスカである

12
3.拝領後の振舞い 13-18

種なしパン

13-14

七日間

15-16

第一日と第七日は聖なる日と呼ばれる

17

いかなる仕事もしてはならない

18
結び 19