この月の十日に取らなければならない

20. また、この小羊は「この月の十日に」取られるとあります。しかもこの上もなく神秘的な意味においてであります。と申しますのは、律法がご福音と隔たるものであり、律法の最高点に立つのが十戒だからであります。そして律法の十の戒めの後で、小羊が、つまり、諸々の天からの神秘的な小羊がおいでになられました。