足に履物をつけ

34. 「お前たちの足につけるべき履物」は、矯正の土台、揺るぎない支柱であります。と申しますのは、それらの履物は、真理の根だからであります。2 「お前たちの足につけるべき履物」、それは、モーセが脱ぎ、イエズスがおつけになった履物であります。確かに「お前の足の履物を脱ぎなさい[1]」と言われています。こうして、律法が過ぎ去り行くものであることが明らかにされました。(また、イエズスについて)「私はそのおん方の履物のひもを解く値うちもない[2]」と言われています。これによって、み言葉のまったく解きほぐしがたい堅固な特徴が開示されたのであります。



[1] Ex.3,5.

[2] Lc.3,16.