七日間、種なしパンを食べなければならない

39. むろんあの(ユダヤの)人たちは、「七日の間」種なしパンを食べればよいでしょう。そして宇宙の七日間の周期に気遣いながら、律法にかなった地上の糧を食べていればよろしいのです。「しかしながら私たちのパスカ(の小羊)キリストは、すでに屠られました[1]」。そして私たちは、そのおん方の神聖なる調合による「新しい練り粉[2]」を頂いて、優れたみ力によって全体が発酵し、そのおん方の霊によって十分に練られたのであります。確かにこの私は、まさに「諸々の天の国[3]」を<**>[4]「三ますの小麦粉[5]」に応じて混ぜ合わされたパン種で発酵させたのでございます。



[1] 1 Co.5,7.

[2] 1 Co.5,7.

[3] Cf.Mt.13,33.

[4] この欠落部には、『マタイ』13,33の後半部分についての言及があったものと考えられる。

[5] Cf.Mt.13,33.