異民族は除かれ、奴隷は割礼を施される

40. そういうわけで、「異民族は」このパスカを食べることが許されません。なぜなら私は、「真珠を豚に」投げ与えることはせず、「聖なるものを犬に[1]」与えたりしないからであります。しかし罪の奴隷となったいにしえの人は、心に割礼を施されるでありましょう。そして辛辣な奴隷状態から解放されて、神秘に向かって気高く進むでありましょう。そして彼はそのとき、自由な心意気で自由にそのパスカを食べることでありましょう。なぜなら「キリストは、私たちのためにのろわれた者となって、私たちを」奴隷状態と「(律法の)のろいからあがない出してくださった[2]」からであります。



[1] Mt.7,6.

[2] Ga.3,13.