７　モーセの下では、イエスの下で｢地は、諸々の戦闘から静まった[1]｣と言われていることが、言われていません。次のことは確実です：すなわち、私たちのこの地――私たちはその中で、諸々の争いを持ち、諸々の戦いに耐えています――は、ただ主なるイエスの力によってのみ、諸々の戦闘から静まることができるでしょう。実に私たちの内部には、魂を倦まず弛まず攻撃する諸々の悪徳のすべての種族がいます。私たちの内部に｢カナン人たち｣がいます。私たちの内部に｢ペリジ人たち｣がいます。ここに｢エブス人たち｣がいます[2]。どれほど私たちは努力すべきでしょうか。どれほど徹夜すべきでしょうか。あるいは、どれほどの時間、堪え忍ぶべきでしょうか――諸々の悪徳のそれらのすべての種族を私たちから追い出して、最終的に、｢私たちの地が諸々の戦いから静まる[3]｣ために。そして、それゆえ預言者も、｢主の律法の中で、私たちは昼も夜も省察すべきである[4]｣と忠告しています。とにかく神的な諸々のみ言葉のそのような省察は、あなたの諸々の魂を戦闘へと駆り立てるトランペットのようなものです――敵が徹夜している間に、あなたが寝ていることのないように。ですから、昼だけでは省察するのに十分ではなく、夜も付け加えられます。

しかし、あなた方は何をするつもりですか。あなた方は、夜に眠るばかりでなく、昼の間もずうっと代の諸々の関心事や肉の諸々の喜びに仕えていて、荘厳な諸々の日々に教会にごく稀にしか集まりません。しかし、あなた方の幾人かは(来るには)来ますが、来ていません。なぜなら彼らは、神の言葉のために来るのでなく、諸々のお喋りに時間を潰すからです[5]。

それゆえ、神的な言葉はあなた方に言います：｢眠っているあなたは起きなさい。そしてあなたは、死者たちの中から起きなさい――あなたがキリストに出会うために[6]｣と。確かにあなたは、諸々の死んだ業に留まり、諸々の自分の汚れと諸々の罪悪――それらは、人間たちに明らかにされていなくても、神に知られています――の中に居座りつづける死者たちから起きなさいと、言われています。あなた方は、それから悔い改めを行いなさい、あなたが方の心のすべてを上げて主に立ち返りなさい、諸々の祈りに時間を費やしなさい、神の言葉に時間を費やしなさい。私たちが諸々の罪のために断食しても、再び諸々の罪を犯すなら、何の益があるでしょうか。(体を)洗ったのに、またしても泥の中で転がることに何の益があるでしょうか。どんな時にあなたは断食しましたか。それは、あなたがしばらくの間、エジプトから離れた時です。あなたは紅い海を過ぎ越しました。あなたはモーセに従いました――すなわち、律法の諸々の定めと諸々の命令に従いました。しかし、今やヨシュアは、あなたをモーセから引き取りました。それは、彼があなたに再び割礼を施すためです――｢諸々の包皮の丘[7]｣と言われる場所の中で。ですからあなたは、諸々の偶像の祭儀を切除するだけでなく――あなたは、諸々の始めにそれを捨て去りました――、さらにもう一度、諸々の偶像よりも繊細な祭儀である欲望を切除しなければ成りません。

最後にヨシュアは、第二の割礼によって民に割礼を施したとき、次のように言っています：｢私は今日、あなた方からエジプトの恥辱を取り去った[8]｣と。私たちが罪を犯している限り、私たちの中に諸々の情念の諸々の悪徳が君臨している限り、たとえ私たちが諸々の似像を捨てて、エジプトから退去しているように見られても、｢エジプトの恥辱｣は私たちから｢取り去れて[9]｣いません。

ですから、もしもあなたが諸々の悪徳のその第二の割礼を受け入れ、一切の悪徳――怒りと高慢と妬みと欲望と貪欲と不正とその他のそれに類する諸々のものという一切の悪徳――をあなたから切断したなら、そのときにはエジプトの諸々の恥辱はあなたから払拭されるでしょう。そしてあなたは、約束の地の中に移され、真のイエス――主にして私たちの救い主なるキリスト――を通して天的な国の嗣業地を受け取るでしょう。彼に｢栄光が代々にありますように。アーメン[10]｣。