それらの事柄の後で(聖文書は)言っています:「そして、一切のイスラエルと長老たちと判事たちと書記たちは、主の契約の箱のこちら側とあちら側を前進していた[1]」。主の契約の箱の中には、主の手によって書かれた律法の諸々の板が保たれています。そして、この契約の箱の回りを、「真にイスラエル」である一切の人が歩み、それから遠く離れません。他方、レビ人たちと祭司たちは、自分たちの諸々の肩の中で担ぎます。

実のところ、祭司的な宗教と聖性によって生きるどんな人も――祭司的な集いに座しているように見える人たちばかりでなく、むしろ祭司的に振る舞い、自分たちの取り分が主であり、諸々の土地の中にいかなる分け前も持たない人たちは、真に主の祭司たちとレビ人たちです。彼らは、自分たちの諸々の肩の中で主の律法を担ぎます。すなわち、彼らは、律法の中に書き記されている諸々の事柄を業によって行い、成し遂げています。



[1] Jos.8,33.