実際、ユダヤの民が次のように言う時が来るでしょう。異邦人たちの許で、「カファルナウムで、行われたと我々が聞いたすべて」しるしと奇跡を、「あなたは、あなたの故郷、我々の許でも行いなさい[1]」。あなたが全世界に示したことを、我々にも示しなさい。あなたの言葉をあなたの民であるイスラエルに宣べ伝えなさい。それは少なくとも、異邦人の全体が(天国に)入ったとき、すべてのイスラエルも救われるようになるためである[2]。そのようなわけで、質問してきたナザレの人たちに対して、イエスは理路整然と首尾一貫して次のように答えているように、私には思われるのです。「預言者は決して自分の故郷では歓迎されない[3]」と。そして私は、いま、述べられたことは文字通りの意味でよりも、霊的な意味において、一層真実であると考えています[4]



[1] Lc.4,23.

[2] Rm.11,25-26.

[3] Lc.4,24.

[4] Et puto plus iuxta sacramentum quam iuxta literam verum esse, quod dicitur.

 

次へ