25 次にみ言葉は、次のように言っている：｢夕暮れになったので、彼の弟子たちは彼に近づいて言った：『この場所は荒れています。時間も既に経ちました。そこであなたは、群衆たちを解散してください――彼らが諸々の町の中に立ち去って、自分たちのために諸々の食べ物を買うために』と[1]｣。
まずあなたは、次のことに注目してください：彼は、祝福の諸々のパンを弟子たちに与えようとしたとき[2]、弟子たちが群衆たちに(それらのパンを)提供できるようにするため、｢彼は彼らの諸々の病気を癒した[3]｣。それは、健康になった群衆たちが、祝福の諸々のパンの分け前に与るようになるためである[4]。実際、いまだに病気の人たちは、イエスの祝福の諸々のパンを受け容れることはできない。そればかりか、もしも人が、｢各人は、自分自身を試しなさい。そのようにして、パンを食べなさい[5]｣云々という言葉を聞くべきなのに、それらの言葉に聞き従わず、旧態依然の状態で主のパンと彼の杯に与るなら[6]、その人は弱い者か病人になる。あるいは、敢えて言えば、パンの力によって打たれて眠りについた人になる[7]。