5 ですからそれらの諸々の川からバラムは呼び出され、東方のそれらの山々から彼は招かれました。それらの山々は、聖なる山々ではありません。それらの山については、こう書かれています:「その諸々の基は聖なる山々にある」。さらに、「都として建てられたエルサレム――それに参与することだけのために[1]」。「山々はその周りにあり、主はご自分の民の周りにいる[2]」。ですから、メソポタミアの山々は、そのような山々ではありません。それらについては、次のように言われています:「暗い山々[3]」。さらにこれについて、次のように言われています:「見よ、腐敗した山よ。私はお前に立ち向かう[4]」。実にそれらの山々の中には、「神の知識に対抗してみずからを高める一切の高慢さ[5]」があります。ですから、それらの山々から、このバラムも呼ばれました。