37 差し当たり、バラムの第二の幻に関しては以上に述べたことで十分だとしましょう。しかし私たちは、主に祈りましょう。彼によって預言されたその他の諸々の事柄を理解するために、もっと明瞭で、真理にもっとも近い諸々の意味を、主が私たちに与えてくださいますように。そうすれば私たちは、霊によって書かれた諸々の事柄を霊の内に考察し、「諸々の霊的な事柄を諸々の霊的な事柄に突き合わせながら[1]」、それらの事柄に霊感を与えてくださった神と聖霊とに相応しい仕方で、書き記された諸々の事柄を、神と、それらに霊感を与えた聖霊とに相応しく、私たちの主なるキリスト・イエスにおいて説明することができるでしょう。「彼に、栄光と支配が代々にありますように。アーメン[2]」。



[1] 1Co.2,13.

[2] 1P.4,11.

 

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