13 「そして彼らの種は滅びるだろう[1]」とあります。彼らの種とは、彼らが人間たちを神から逸れるように教えた彼らの説得と教えです。ですから、この悪い種と最悪の教えが――その種が蒔き込まれた人たちではありません――滅びるでしょう。実際、彼らは、「呻きつつ回心するなら、救われた者たちになるでしょう[2]」。さらにあなたは、そのような説明が、律法の神――アマレクの国民ばかりでなく、彼の種をも滅びるだろうと告げる律法の神――を頑なさと冷酷さの点で非難する者たちに適切に対抗していないのかどうかをご覧ください。実にこの国民は「諸々の霊的な邪悪[3]」に関係づけられるのに対し、彼の種は諸国民の諸々の迷信と諸々の偶像の崇拝、そして神から逸れるように民を促す一切の分派であることが示されるでしょう。



[1] Nb.24,20.

[2] Is.45,22.

[3] Cf.Ep.6,12.

 

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