しかし、非戦闘員たちの間にも、やはり何らかの違いがあります。実際、彼らは皆、等しくかつ一つの秩序で、非戦闘員たちと呼ばれるのではありません。すなわち或る人たちは、戦士たちになることが決してできないので非戦闘員です――たとえば、高齢と一切の女性と、そればかりか奴隷の境遇がある場合です。他方、少年は戦闘に不適ですが、(彼は)あるとき戦士になるという希望を抱いています。すなわち(彼らは)、「完全な男の中に、年齢の尺度の中に駆け込んだ[1]」とき、自分たちが少年たちから戦士たちになるばかりでなく、「戦士たちの合計[2]」の中にも行けることを期待し、「選び出されて一万二千人の兵士たちの中で数えられ[3]」たり、あるいは、彼らの先頭に置かれ、選び出された者たちの指導者たちになることを期待します。



[1] Cf.Ep.4,13.

[2] Nb.31,49:既述したとおり、「合計」は「統括()」も含意する者とする。

[3] Cf.Nb.31,5.