36　｢さらに彼らは、シンの荒れ野から出発して、ドフカの中に来た[1]｣とあります。ドフカは、健康と解釈されます。あなたは、諸々の進歩の順序を見ています；すなわち、今や霊的な者となった魂が天的な諸々の視像の識別を持ち始めたとき、どのようにしてそれが健康に到達したかを見ています。当然そのとき、魂は言うでしょう：｢私の魂は、主をたたえよ。そして、私の内的なすべてのものは、彼の聖なる名前を(たたえよ)[2]｣と。どのような主をたたえるのでしょうか。｢彼は、あなたのすべての病弱を健康にし、滅びからあなたの命を購い出す[3]｣と、(聖文書は)言っています。実際、魂の諸々の病弱はたくさんあります。貪欲は、魂の病弱で、しかも最悪です。高慢、怒り、自惚れ、恐れ、移り気、小心、そしてそれらに類する諸々のもの(が魂の病弱です)。主イエスよ、いつあなたは、それらすべての病弱から私を癒してくださるでしょうか。いつあなたは、私を健康にしてくださり、この私も次のように言うでしょうか：｢私の魂は、主をたたえよ。彼は、あなたのすべての病弱を健康にしてくださった｣；そして、この私も、健康というドフカの中に住居を作ることができる、と。