では、引き続く個所で、聖霊が何を述べているか、どのような諸々の賛辞をモーセに表明しているか、あなたはお聞きください。(聖書は)こう言っています。「主は、雲の柱の内に降り、証の幕屋の入り口に立った。アロンとモーセが呼ばれ、二人は立った。(主は)彼らに言った。あなた方は、私の諸々の言葉を聞きなさい。もしもあなた方の内の誰かが、主のための預言者であるなら、私は諸々の幻の内に知られ、諸々の夢の内に彼に語ろう。私の僕モーセに対しては同様ではない。なぜなら彼は、私の家人全体の中で誠実だからである。私は彼に、口から口へ、謎の内にではなく、真相の内に語る[1]。彼は、主の栄光を見た。なぜあなたが方は、私の僕モーセの悪口を言うのを恐れなかったのか。主の激情の怒りが彼らの上に生じ、彼らは退いた。雲が幕屋から離れた。見よ、ミリアムが重い皮膚病にかかり、雪のように(白く)なっていた[2]」。中傷する人たちがどのような罰をみずからに招くか、彼らによって中傷される人にどのような賛辞を求めたか、あなた方はお分かりなるでしょう。彼らは、自分たちのために醜さを、彼のために輝きを、自分たちのために重い皮膚病を、彼のために誉れを、自分たちのために恥辱を。彼のために厳かさを求めました。



[1] os ad os loquar ad eum, in specie et non in aenigmate

[2] Nb.12,5-10.

 

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