３　諸々の外的な善が、神的な言葉によれば、約束されていることを望む人たちは、『レビ記』からの次の諸々の言葉を利用するだろう：｢もしもあなた方が私の諸々の定めの内を歩くなら、もしもあなた方が私の諸々の掟を守り、それらを行うなら、私は雨を、あなた方にその適時に与えよう。大地はその諸々の産物を与え、諸々の野の諸々の木は自分たちの実を与えるだろう。脱穀期は、あなた方のためにブドウの収穫期まで続き、ブドウの収穫期は播種期まで続くだろう。そしてあなた方は、あなた方のパンを飽きるまで食べ、あなた方はあなた方の土地に安全に居住するだろう[1]｣云々。また彼らは、『申命記』から次の諸々の言葉を利用するだろう：｢あなた方は、ヨルダン川を渡り、神があなた方に与えた地に行くときが来るだろう。あなた方は、私が今日あなたに命じた神のすべて定めを行うことを守るだろう。そして、あなたの神である主は、あなたをすべてに優るものとし、すべての祝福があなたの許に来て、あなたを見出すだろう――もしもあなたが、あなたの神である主の声を聞くなら。あなたは町の中で祝福される。あなたは野の中で祝福される。あなたの腹の子孫たちと、あなたの地の諸々の産物と、あなたの牛たちの諸々の群れと、あなたの羊たちの諸々の群れは、祝福される。あなたの諸々の納屋とあなたの諸々の蓄えは祝福される[2]｣云々。ところが、これとは反対に、不敬虔な者たちに、次のことが言われている：｢あなたは町の中で呪われる。あなたは野の中で呪われる。あなたの諸々の納屋とあなたの諸々の蓄えは呪われる。あなたの腹の子どもたちと、あんたの地の諸々の産物は呪われる。あなたの牛たちの諸々の群れと、あなたの羊たちの諸々の群れは呪われる[3]｣。諸々の善と諸々の悪は、諸々の身体的なものと諸々の外的なものの内にあることを望む人たちは、さらに他の数え尽くすことのできない諸々の箇所を持ち込むだろう。彼らは、諸々の福音をつかみ取って、次のように言う：救い主は、人間たちから、身体的な盲目と聾唖と手足の麻痺を諸々の悪として取り除くために、また、一切の病気と一切の脆弱を癒すために来た[4]――以前占有していた諸々の悪に代えて諸々の善を授け、身体的な視覚と聴覚とあの健康と活力を授けることによって。そして彼らは、悪霊に取り憑かれることと、月の影響を受け(て周期的に狂気に陥い)ることが悪であり、それとは逆に、それらから解放されていることが善であることを、我々も認めなければと言って[5]、あなたを当惑させるだろう。そればかりか使徒たちも、諸々の癒しの数々の賜物と諸々の力の数々の働きを行使し[6]、まさにその働きによって、人々に諸々の善を行ない、彼らを諸々の悪から解放した。そのようなことを言う人たちは、来たるべき代にまで(話を)進めて、苦痛は悪であるから、諸々の罪人たちは永劫の火に渡されると主張するだろう。しかし、もしも苦痛が悪であるとすれば、快楽が善であるのは必然である。