本戒律は、修道生活の詳細を記述するものではく、その精神を伝えているに過ぎない。本戒律の全体を貫く基調は、「各人の必要に応じて」という考え方である。これは、「使徒言行録」に描かれた使徒たちの生活を理想とする共同生活の玉条であろう。
修道生活に対するこのような姿勢は、憐れみによって支えられ、赦しと、奉献生活を営む兄弟姉妹たちの相互扶助とに具体化する。
訳注は割愛しました。
愛徳と共同生活
謙遜
祈りと聖務日課
断食と食卓での朗読
病人の世話
貞潔の遵守
兄弟の矯正
共同保管
修道服の洗濯、入浴、病者、日用品
平和
従順
この戒律の遵守と朗読