祈りと聖務日課

 あなた方は、所定の時課と聖節には、祈りに励みなさい(Col.4,2;Rm.12,12)。礼拝堂の中では何人も、礼拝堂の名前の示す如くその設置目的に反した行動を取ってはならない。したがって所定の時課以外にも、空いている時間を使って祈りたいと思う者がいるのなら、そこで何かをしようと考えていた者たちは、その者の妨げとなってはならない。

 詩編と賛歌をもって神に祈るとき(Ep.5,19)、口に表明したものを心の中で思い巡らすようにしなさい。またあなた方は、歌唱すべしという指示の記されているものだけを(Mt.12,34)、歌うようにしなければならない。歌唱すべしという指示の記されていないものを、歌ってはならない。

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