三国峠の語源は三つの国（支庁）に跨っている事から付けられたものだと思われますが、アイヌの語源が多い北海道で、内地の峠に付けられるような名前になっていたので、私は昔から興味があり、好んで通行する峠になっていました、この峠も何年か前に全線舗装になり冬季でも通行できるようになりました、そのせいか通行車両は増えましたが、石北峠などと比べるとまだまだ走りやすい方かもしれません、しかし早朝の走行は注意をしないと大変な事になります、急ブレ－キの痕跡が数多く残っている事からもわかるように鹿が走行車線にとびだしてくるのです、ぶつかると鹿もかわいそうですが車両の損害も大きなものになるし運がわるいと走行不能になります、私も衝突した事がありますがその時は急ブレ－キの効果でほとんど止まりかけで鹿の尻を押す形で停止する事ができました、鹿は気をとりなおしすぐ走り去りましたが左右の道端には仲間の鹿と思われる複数の目が光っていました。