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「あきた空き家かんり」新企画第二弾
「思考ふるさと紀行」
〜我がふるさとは地の果てではない〜
第1回 十和田湖・八甲田 流れ旅 〜旅の宿から〜
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ご挨拶。
全国の秋田県出身者のみなまさ、私たちはその昔から「東北は・・・」と言われてきました。
「寒いところ」 「暗いところ」 「端っこ」 そんな負のイメージを抱かれてきました。
しかし、そんなことはない! と私たちは今ここで 「我がふるさとは地の果てではない」 と
声高らかに宣言したいと思います。
これから多くの事実をもとに、この地に文化が栄え、その時代社会の中心地であったこと、
独自の理論を文字と写真で展開していきたいと思います。
もちろん推論の域を出ない訳ですが、本当の話ではと思ってもらえる錯覚の事実をご提供致
どうぞお見逃さずお読みください!
我がふるさと北東北は、これから登場する十和田湖という地理、現象物から派生的に進化
したのであろうか!
この話の筆者はそんな壮大なロマンを目指しながらも、その見聞・検分のあい間に、よく
このんで温泉に向かうそうであります。
折りしも、政府の経済対策のひとつとして高速道路料金が引き下げになり、この北東北の
観光の機会が大きく広がりました。
観光の要素のもっとも重要なのは温泉であります。読者のみな様が北東北の扉を開かんと
する動機として、まずはこの温泉の話に導かれてみてはいかがでしょうか!
この物語はいわゆるどこの町にもおりますが、普通の人より地域の歴史に詳しい人、
郷土史研究家と自称される方にお願いを致しました。事実と想像力を駆使して歴史を
遡っていただきます。
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第1回
十和田湖・八甲田 流れ旅 〜旅の宿から〜
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十和田湖
北東北を代表する神秘的な湖であり、誰でも知っている観光地である。
太古の噴火によって造られたカルデラ湖、青く澄んだ湖面は静かな波の中で、悠々の時を
刻み続けている。
その十和田湖の県境問題がやっと決着した。青森県、秋田県に跨る湖は、今まで誰のもの
でもなかったのだ。県境未確定地、「へえー、そうだったのか!」 地元の人間にもあまり知ら
れていなかったのである。
それが、このほど青森県側が6、秋田県側が4の比率で確定したのである。
まあどうでもいい話であるが、まずはめでたしめでたしである。
十和田湖はただの風光明媚な観光地としてだけの人気を博しているのではない。その周囲
には数多の温泉があり、その下流には古代の遺跡が点在し、奇跡の予感が胸を直撃する。
しかし まずは温泉だ!
奥入瀬渓流をトコトコ過ぎると、十和田湖温泉郷にたどり着く。数軒の宿屋があるが、
「奥入瀬渓流グランドホテル」 紹介しよう!
ここは温泉もさることながら、ロビーに入ると、どでかい暖炉がある。その巨大な建造物は、
あの 「岡本太郎」 の力作であるそうな!これだけでも一見の価値はあると思います。
そこから左に折れて、山道を進んでいくといよいよ八甲田連山に入っていく。まもなく 「酸ケ湯」
「谷地」 「猿倉」 「城ケ倉」 などの日本有数の名湯が個性的なたたずまいで、出迎えてくれる。
いずれも一軒宿で、それぞれ源泉が異なるという。
その中でも特に 「蔦温泉」 がすばらしい。原生林のなかにポツンと一軒だけ建っていて
なんとも趣がある建物である。
それでは、温泉に入ってみよう!湯船に入ると足元から何やらフツフツと湧き出てくる。
なんと、ここは湯船の下が源泉なのである。まさに源泉かけ流し100%、沸きたての湯、
生まれたての湯と言える。
読者のみな様、これ以上の贅沢があるでしょうか!どうです旅情も沸いて来ませんか!
湯上りの体を浴衣でつつんで、ビールと行きたい方もおられると思いますが、ここは熱燗を
一杯ぐいっと飲みます。なぜ熱燗なのでしょう!
実は、吉田拓郎(よしだたくろう)の初期のヒット作品の 「旅の宿」 という曲がある。
昔のことだからご存知ない方もおられるかもしれないがこんな詩です。
♪♪ ゆかたの君はすすきのかんざし〜
あつかんとっくりのくびつまんで〜 ♪♪
この曲の作詞をしたのが岡本おさみ氏である。岡本氏はこの宿に泊まってこの詩を作った
のである。「旅の宿」 は実はここからうまれたのである。
どうだまいったか! 何知っていた! まいりました!
一人で泊まるのもよし、好きな人と二人もよし、旅の宿にひたりながら
酔いしれる、いいねえー! 旅情だねー! ロマンだねー!
よし、乗ってきたところで、八甲田といえはもうひとつ映画 「八甲田山」というのを
ご存知でありましょうか!
1977年に公開されたこの映画は日本映画史に燦然と輝く名作であると自分では
思っている。
高倉健主演、森谷司郎監督、新田次郎原作の「八甲田山死の彷徨」、もう少し詳しく
ご説明を申し上げよう!
この映画の中で、北大路欣也が演じたのが神田大尉である。地吹雪の中をさまよいながらも
部下を救うために最後まであきらめなかった悲運の中隊長、実はこの神田大尉のモデルに
なった人は秋田県人なのである。
神成文吉大尉 (秋田県鷹巣町出身) その人である。
なに、知っていた。 まいりました!
死者200人あまりのこの遭難事件の絶望的な状況の中で、孤軍奮闘あきらめることなく、
がんばった我々のこの先人に東北の秋田県人の真髄をみたと思いませんか。
少しわき道へそれましたが、ここで秋田県の温泉も是非紹介しておこう。
十和田湖に面しているのは秋田県小坂町である。
実はここには、まさに 「秘湯」 があります。これを読んだ読者のみな様だけに教えます。
その名も 「奥八九郎温泉」 !
でも最近はどこで知ったのか、訪れる人が増えてきたようです。
温泉とは言っても実はここには旅館など建物はなく、ただ山の中に勝手に湯が湧き出ている
だけの 「野湯」 なのである。
10数年前は地元の人間しか知られていなかったところである。
「秘湯」 なるものは日本全国に数多く存在するが、 「野湯」 となると、そうなかなかあるもの
ではない。
「奥八九郎温泉」 のカンバンのあるところから林道を3キロあまり進んでいくと突然赤茶けた
風景が目の前に現れる。そこにはただ穴を掘っただけの 「湯だまり」 が数箇所あるだけである。
管理人なんてもちろんいない。着替えをするところもない。だから無料である。
勝手に入って楽しむだけである。
熊に食われるも、カモシカに蹴飛ばされるも自由だ!
これこそ究極の 「露天風呂」 であろう!
ポカポカと温まったら、沢の流れをBGMにカンビールを空けるのがこれがまたいい!
どうだ、まいったか!
しかし、これはほんの一端である。春の秋田は
花、温泉、酒、人情、どうです観光の必須要素が全部揃っている
秋田県へどうですか! 私も待ってます。
縄文文化の遺跡も青森だけでなく、秋田県側にも多い。
「大湯環状列石」 通称ストーンサークル、そしてその下流にいくと、最近調査が進んでいる
「伊勢堂岱遺跡」 がある。
そういえば、「伊勢堂岱遺跡」 は八甲田で殉死した神成大尉の故郷なのだが、特にこの
物語の展開に関係はない。 ・ ・ ・ ではまた!
〜 安居祐蔵 〜
依頼者としては今回なぜ温泉なのかよくわからないのです!
古代社会の中心地として北東北がどのように繁栄していったのか、原稿を依頼した
はずでありましたしが...まあ、奔放な思考の持ち主ということで次回以降に期待し
たいとおもいます。
4回の連載を予定しておりますが、またどこでわき道にそれるかわかりません。期待と
不安をもって次回をお楽しみください。
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北東北はこれからすべての資源が全開します。すべての生き物が息づく時期です。
高速道路を使って直接目にしてください。
きっとすばらしい情景がそこにあります。
LLPあきた空き家かんり
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