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【アレンビックを愛用している有名アーティストのご紹介】

ユニークなサウンドと高価格ゆえに市場シェアがあまり高くないアレンビックではあるが、それでもその特長あるサウンドに惚れ込んで、メタルからジャズまで、愛器として使用している有名ミュ−ジシャンも少なからず存在する。ここでは、そんなミュージシャンを紹介していきます。
なお、ここで紹介したいミュージシャン・ベーシストがいる方は、できましたらば資料写真、キャッチフレーズ、テキストなどをセットにして、お送りください。ドンドンUPしていきます。

Stanley Clarke
スタンリー・クラーク(ソロ・リターン・トゥ・フォーエバー他)
言わずと知れた超有名アレンビック奏者。
 彼なくして現在のアレンビックの隆盛は考えられないほどアレンビックの発展・普及に貢献したベーシスト。クラシック演奏家をめざしてコントラバスを始めるが、後にジャズに目覚めスタン・ゲッツのバンドに参加。そしてチックコリアとリタ−ン・トゥ・フォーエバーを結成。クロスオーバー・フュージョンベーシストとして不動の地位を築く一方、プロデュ−ス業などトータルミュージシャンとしての評価も高い。そのプレイは豪快そのもの。クラシックで培われたアコースティックベースのプレイは繊細かつ大胆、一転Eベースギターでは超速弾き、コ−ド奏法、スラップ、ハーモニクスとベ−ス奏法の可能性を70年代後半当時、一気に引き上げた功労者のひとりでもある。彼特有のねばりっ気のあるファンクスタイルも持ち味のひとつ。現在はソロを含めプロジェクト型の活動の他、映画音楽にも積極的にフィ−ルドを広げている。

●アレンビックサウンドが聴けるアルバム
・ほぼすべて。残念ながらCD化されていないアルバムもある。

●代表的な使用機種
【Series 1 SSB】 (写真提供:風呂屋の亀吉さん)
 Eベースを始めた時点からほぼ同時にアレンビックを使い始めており、数々の機種を所有しているようだが、やはりスタンリーと言えば、SSB(ショートスケールベース)が有名である。特に初期から使っていた通称ブラウンベースは数々のアルバム、セッションで使用。テイルピースの下に彼のイニシャルであるSとCを組み合わしたインレイ(シール?)が入っておりアルバムジャケットやその他の写真でも確認できる。現在は人手に渡ってしまっている。
 他におなじくSSBでココボロという木をトップ&バックにあしらった物が有名。テナーチューニング(1弦からC/G/D/A)での使用が多く、レコーディングや、ライブではもっぱらこれを愛用しているようです。他に、グラファイトネックでビクスビーのトレモロユニットを付けたSSB(通称ブラックベース)も在り、これは主にピッコロベースとして使用している。これら3本は、2枚組アルバム「プレイフォーユー」の中ジャケ袋の写真で確認できる。
 現在の愛器は、ピックアップセレクターを下部に移動させ、スラップなどの演奏性をアップさせたモデルを使用中である。
Mark King
マーク・キング(ソロ・レベル42他)
イギリスが生んだ超絶高速スラッパー。
 楽器屋の店員という、前歴を持つイギリスのベーシスト。もともとドラマーであったらしいが、たった1年であのテクニックをほぼ身に付け、デビューしたという信じられない経歴の持ち主。レベル42では、テクニカルな演奏とUK特有のポップセンスを融合させ世界的人気を得る。彼の特長はなんと言ってもその超絶技巧にある、何でそこまでと言うほどとにかく速く、スゴイ。おまけにボーカルまで担当し、それもまたかなりのレベルである。しかめっ面でベースを脇に抱えるようにして高速スラップを弾きまくる。ベースマニアのみならず、純然たるリスナ−たちにも根強いファンが今も存在するバンド&ベーシストである。

●アレンビックサウンドが聴けるアルバム

●代表的な使用機種
Series 2 LSB】(写真提供:OSADAさん ちなみにマークキング自身が前オーナーのもの)
 当初は、「ジェイ・ディー」というアレンビックを意識したようなメーカーのベースを愛用していたマーク・キングだが、いつの間にやらアレンビックを使い始めていた。彼もまた、ひところ落ち着いてしまったスタンリーに代わってアレンビックの普及、特にMSBやLSBなどの機種については大いに貢献した一人でもある。LSBに極めて細いゲージの弦を張り、凄まじい高速スラップを繰り広げる。ポジションマークにLED(赤く光る発光ダイオード)が装備されたフルオプション物を好んで使っているようです。ステージではワイヤレス使用のためと思われる、外部ハンディ・バッテリーパックを使用して、パワーサプライ(外部電源ユニット)の使用を避けている。

John Macvie
ジョン・マクビー(フリートウッド・マック)
結成時からバンドのボトムを支え続けた職人的ベーシスト
 もともとはブルース・バンドとして旗揚げしたフリートウッド・マックのオリジナルメンバーのひとり。ミック・フリートウッドとジョン・マクビーそしてクリスティン・マクビーがソフト・ロック系のスティービー・ニックスとリンジー・バッキンガムのふたりをメンバーに迎え入れ大ブレイク。アレンビックのロングスケールをアンペグのアンプで、ウォームな感じのするサウンドを聴かせてくれる。

サンプル画像提供者

待ってます!

●代表的な使用機種
【Alembic Artizan】
 かなり初期のモデルで詳しいデータが未だありません。どなたか補っていただける人を待ってます(願)

Jason Newsted
ジェイソン・ニューステッド(元メタリカ)
ヘビメタ界のアレンビックの伝道師
 元・メタリカのベーシスト。 歪みとうねりを効かせたモダンなベースの音像と、 ワイルドでパワフルなプレイが印象的な、非常に「ヘヴィメタルらしい」ベーシストである。ジェイソンは1986年にクリフ・バートンの後任として、 FLOTSAM AND JETSAMからMETALLICAに加入。 以後の6枚のアルバムに参加。2001年に脱退。アレンビックを愛器とした時期は短かったものの、ジャズ・フュ−ジョン系の印象が強いアレンビックがヘビーメタルにも通用することを証明した功績は大きい。

●参考機種
【Alembic JNL SB-4】(提供:thunderblueさん)
 90年代頃(?)のジェイソンのシグネチャーモデル。ヨーロッパシェイプにシグネチャーサーキット搭載でダミーのハムキャンセルピックアップがあしらわれている。シースルーブラックフィニッシュにハードウェアもブラックという、見た目も精かんなメタルの大御所メタリカのベーシストにふさわしい、逆に言えばアレンビックらしくない異色のモデル。

渡辺香津美
変幻自在のプレイスタイル、ジャンルを問わない活動姿勢。
日本を代表するジャズ・フュージョンギタリスト
 渡辺香津美1953年生まれ。l971年デビューアルバム「インフィニッ ト」で天才ギタリストの出現と注目される。その後、鈴木勲、渡辺貞夫など 国内のトップグループに在籍するかたわら、自己のバンドでも活発な活動を行う。 伝説の「キリンバンド」、誰もが知ってる(笑)「イエロー・マジック・オーケストラ」ワールドツアーに参 加、世界各地で大絶賛を博し“KAZUMI”の名を一躍世界的なものとする。80年、大ヒットとなったアルバム「トチカ」を発表し、ジャズ・フュージョン界におけ るスーパーギタリストの不動の地位を築き現在に至る。アルバム「ロンサムキャット」あたりでアレンビックSSG(シュートスケールギター)を使用していましたが、「TALK YOU ALL TIGHT」以降あまり使わなくなってしまったのはさびしい限りです。とにかく見る度に違うギターを弾いているように思える印象があるギタリストです。

●使用機種
【Alembic SSG】(左:シリーズ2SSG(提供:Appleさん)、右:シリーズ1SSG)
 基本的にはベースと同じ方式の回路を積んでいると思われます。いまのところデータ不足です。どなたか補っていただける人を待ってます(願)

John Entwistle
ン・エントウィッスル(ザ・フー)
ミスター・サンダーフィンガー!
彼の
存在そのものが生きたロックベースの歴史でありました(合掌)
 故:ジョン・エントウィッスル。1944年生まれ。ご存知「THE WHO」のベーシストとして長年に渡って、ザ・フーサウンドを支えてきた、UKロックの重鎮。歪みベースサウンドの先駆者としても有名である。トレブリーでギラギラしたベースサウンドを求めロトサウンドスウィングベ−ス弦(ラウンドワウンド)の開発に加わったことでも知られている。大出力のアンプ、叩き付けるような3フィンガー・ピッキングで強烈な歪みのある独自のサウンドをたたき出していた。数多くのベ−スのコレクターとしても知られており、フェンダー、ギブソン、アレンビック、ワーウィック、ステイタスと独自のサウンドを求めて、最後まで楽器変遷を続けた。
ザ・フーでの来日は叶わなかったが、
後年プロジェクト物の参加も精力的に行い、日本にもかなりの回数公演を行っていた。ザ・フーでの北米ツアーを翌日に控えた2002年6月、ラスベガスのホテルで死去。享年57歳(再度合掌)

●使用機種
【Alembic スパイダーベース(勝手に名前付けてます)
 残念ながらスケ−ル等詳細は不明。80年頃に使用していたと思われます。いくつかの写真を見る限り、シリーズ1エレクトロニクス搭載、エクスプローラーフォルム(ヘッドはV型)(テイルピースは各弦独立型)以外はアレンビックの特長をすべて網羅しているようです。後年の印象ではワ−ウィックの愛用者としての印象の方が強い彼だが、トレブリーなサンドを求めてきたジョンが、その時期アレンビックにそれを求めたのは想像に難くない。とがったボディエンドに蜘蛛の巣のペインティング(インレイ?)が施されているのは、彼の手になる曲「ボリス・ザ・スパイダー」に由来する。資料写真はないことはないのですが、勝手に載せられないため控えておきます。今も時々見かけるエクスプローラータイプのアレンビック・スポイラーとは段違いにかっこいいですよ!

Jimmy Johnson
ジミー・ジョンソン
リーリトナー、アラン・ホールズワースと活動、
超絶技巧派のベーシスト。
 リトナーやホールズワースとの活動、自己のバンド"Flim & the BB's"等ジャズ・フュージョン系ベーシストとして有名ですが、ポピュラー方面では10年ほど前からジェームス・テイラーのベースは全て彼です。最近のアルバム2〜3枚で5弦Alembicのサウンドを聴くことが出来ますし、同じく最近のライブDVDでは動く姿と彼のAlembic Series II(多分)も見られます。

1956年ミネアポリス生まれ(父親はコントラバス奏者)
1969年、13歳の頃からプロとして活動
1980年にLAに移り現在に至る

●使用機種
【Alembic 5strings】
 1982年のジャパンジャズというイベントで、笠井紀美子のバックバンドとして来日していた時にはすでにアレンビックを弾いていたので、この方もかなり長いアレンビック使用者ですね。現在は5弦のアレンビックを愛用しています。フレットレスもアレンビック。この人のシグネチャーモデル(オメガカットのコーンヘッド(とんがり頭))も出ていたようです。

参考画像は037さんのファンヘッド5弦ミディアムシリーズ1です。
ジミージョンソン所有のファンヘッドと3番違いの兄弟機!