What's NEWMember's GalleryColumn topArtistInformationEventBBSLink
付属アイテムの修理・グレードアップ
キャノン5芯の付属ケ−ブルなど、
なかなか手に入らないアイテムが結構長持ちしなかったり、
海外からの購入でパワーサプライの電源の問題に難儀するアレンビック。
オーナーのなんとか手に届く範囲の修理や改造、制作やあんなモノ、こんなモノなを紹介します。

アレンビック
シリーズ1、2用
ステレオ出力仕様
L型プラグ・ケーブル

80年以前のアレンビック,シリーズ1,2はフロント、リアの出力がダイレクトにジャックにつながっているものが多く、モノプラグを入れると、フロント(もしくはリア)しか出力されません。それを両方出力させるために、製作しました。

写真1:ノイトリック社のステレオL型プラグです。頑丈にできています。

写真2:ベルデンの2芯シールドケーブルをつかいます。(ちょっとビンテージものなんです)

写真3:通常のフォーンプラグ側に抵抗を仕組んでフロント,リアPUのミキシングをしています。


写真4:完成全体像です。


写真6:SSBに刺したところです。
これで、両方のPUの出力が出ますね。

ちなみに……

●80年後半以降のアレンビックシリーズ1,2はモノラルプラグを入れても、セレクターを両方にすることによりフロント、リア両方からの出力がでるようになっています。
●近年のモデルはステレオ、モノ切り替えSWがあり、モノにすると、セレクタ位置に関係なくPU出力されます。

写真・テキスト提供:Bassstarさん(Thank you !)

備考
このケーブルはアレンビックのサプライBOXの配線から、ヒントを得て作っています。
 
アレンビックのサプライBOX、PS-5はBASS(MONO)、TREBLEとなっています。この内部配線は、5ピンキャノンの各PU出力から20Kオーム程度の抵抗を介してBASS、TREBLEジャックにつながっています。
 TREBLEジャックにはスイッチが仕組んであり、ここにフォーンプラグがつなぐと各20Kの抵抗はショートされ、TREBLE、BASSはそれぞれのジャックから出力されます。
 フォーンプラグをBASSだけにつなぎますと、抵抗でミキシングされたTREBLE,BASSの合成信号が、BASSジャックから出力されます。抵抗をいれずに直接つなぐことをしてしまいますと、アレンビックのオペアンプ出力をショートしてしまうこととなりあまりよろしくない状態になります。抵抗の値は、オペアンプ回路の出力インピーダンスからつけておりまして、大体10K〜20Kでいいようです。
  なんでも、そうなんですが信号をミキシングする場合は、直接ショートするのではなく、抵抗分割かミキサーでしないといけません。相手の内部抵抗値、位相などの影響によって信号が吸収されてしまい、1+1=2とならず、1.2とか0.8になったりしてしまいます。(
Bassstarさん追記)
アレンビック/シリーズ1、2用キャノンケーブル
中古のシリーズ1、2を購入した時に付属してくるキャノンケーブルは、使用頻度にもよりますが、痛んでいることも多く、ひどい場合は、役に立たなくなっている場合もあります。そんな時、純正ケーブルを注文するにも、なにせ海の向こうのメーカーのこと、時間と手間とがかかります。ならば、作ってしまおうと言うのが今回のキャノンケーブル製作です。
使用するコネクターはノイトリック社のXLRシリーズ・キャノンケーブルコネクター。

画像上が、オス型(パワーサプライ側)NC5MX-B
下が、メス型(楽器側)NC5FRC-B
最後のBはブラックの意味です。シルバーもあります。

適用ケーブルの直径は4mm〜7mmです。
今回、6mmの4芯シールドケーブルを使用しましたが
NC5FRC-Bの挿入はかなりきつかったです。

詳しくはノイトリック社のホームページのPDFファイルのカタログ参照です。

1:とりあえず難しく考えずに、付属のケーブルを観察して結線の様子を見ます。このようになってます。(下図)コネクタ端子にも浮き彫りで小さな数字があるので間違えないようにしましょう。このままの状態にハンダ付けしていくわけです。

2:先に通しておかなければならないものをさっさと通しておきましょう。
NC5MX-Bはブッシングを通しておきます。
NC5MX-Bのチャックは後からはめれます。
NC5FRC-Bはハウジングを、通しておきます。
NC5FRC-Bもケーブルの差し込むところがブッシングのようになっているので緩めておきましょう。(左写真)

3:各ラインは余裕を持って被覆をはがし、指で『より』を作り、あらかじめ、ハンダを染み込ませて、バラけないようにしましょう。こうしておくと、ハンダ付けのときにもハンダがすぐに馴染み、素早いハンダ付けができます。(左写真)

シールドも若干ボリュームを減らして、同じようにまとめて、念のため保護、絶縁用に熱収縮チューブをかぶせてます。ライターであぶれば、キュキュっと締まります。今回手許にあったものが黒なので注意してください。できれば、黄色や青色の物を使ってください。

4ノーマル型のNC5MX-Bは各線の長さを切りそろえて、
ちゃっちゃっちゃとハンダ付けを行います。(左写真)

NC5MX-Bはチャックをはめ、ガイドの溝を合わせて、ハウジングに差し込みます。ブッシングの尻からケーブルを引きながら、ブッシングをハウジングに回し込んでいくと、チャックが押されていくので、そのまま最後までねじ込みます。
これで完了です。

5L型のNC5FRC-Bは、ハンダ付けを終えてからのインサートのはめ込みに不安があるのでしっかりケーブルを固定してからハンダ付けすることにしました。ラインが曲がることになるので各ラインの長さを良く考えてカットし、先の細いラジオペンチで端子にラインを差し込み、手前の黒から始めて、白、緑、その次に赤、シールドの順でハンダ付けをします。(左写真)

L型のコネクターは差し込み角度が45度きざみで変えられるので構えた楽器からダラリとケーブルを真下に下げるのか、ボディにそって真直ぐに付けるのか、ボディとストラップの間に挟むのかを決めてインサートの取り付け角度を決めます。少し余裕を持ってラインを付ければ、後からでも、45度くらいは変えられますが、ラインをグニグニと痛めることになるので決めておきましょう。いずれにしても、90度の変更は後から効かないと思われます。ダラリと下げるのとストラップ側にはさむのと両立はつらそうです。

ハンダ付けが済んだら、インサートの上にスペーサーをかぶせて、カバーをネジ止め。これで完了です。

L型コネクターのケーブルを閉め込む白い樹脂の部分(ラインの根元の白い所)が、とてもせまく、苦労しました。もっと太いシールドケーブルもありますが、6〜7mmが限界かも。


完成です。

テストしてサウンドチェック。大丈夫のようです。
追記:5ピンのキャノンコネクターのL型がなかなか見つからず、秋葉原の『ミマツ音響』というお店で見つけ、やっと作れました。店名でネット検索すればすぐ見つかると思います。今回、ハンダにもオーディオ用の物を使ってみましたが、違いが良く分かりません(笑)こうした工作に特に手慣れているとは言えない私ですが、所要時間は1時間くらいでした。4芯シールドケーブルはカナレのマイクケーブル(芯線の色分けがされていないので注意は必要です)が使い勝手もよく品質もまず大丈夫なので、オススメです。(管理人(B)Y.M)
アレンビック/シリーズ1、2用 バッテリー式携帯型パワーサプライ
なんと、OSADAさんより情報提供していただいたこのバッテリーボックスは、OSADAさんの愛器同様マーク・キング氏が実際に使っていたモノです!残念ながら、こうなると技術的な解説は私Y.M.にはお手上げです(謝)が、とにかく覧あれ!
なぜか、チョッパリストには避けて通れぬラリー・グラハム大明神の名曲「POW」でおなじみの「いかしたファンキーラジオ」が(レヒヨロ、ヨロレヒティー:笑)
これはMKが使ってた物そのままです。安定装置とかは着いていません。写真でご覧の通りいたって単純です。ふんずけ式エフェクターサイズのプラスチックの箱とジャック等有れば、簡単に工作出来そうです。ストラップに固定出来ます。音は、純正サプライと比べても、何の遜色もありません。(画像・テキスト提供OSADAさん)

アレンビック/シリーズ1、2用 パワーサプライ電圧仕様変換
これも、OSADAさんより情報提供していただいた'93(おそらく)年式ヨーロッパ仕様のパワーサプライをチリ仕様に変換した物です。この頃のDS-5はステレオ・モノの切り替えがスイッチでできるようにマイナーチェンジされてますね(なんか、良さげです)中身の様子は私の82年式とおよそ一緒です。82年式のトランスの状態も調べてみようと思いましたが、余りに窮屈に組まれていて、トランスもグルリと紙が巻かれていたりで、かなりの分解が必要で恐くて出来ませんでした、根性無しです(笑)例によって技術的なコメントはできません(スマンです)

黄色い矢印で示してあるところが、ボルテージ変換箇所です。私はチリに居るので、220V〜240Vです。 よって、矢印箇所の通り、115V 2個をブリッジしています。
(画像・テキスト提供OSADAさん)

OSADAさん、Thank you ! です。