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いきなり冷え込みが増した11月9日、秋たけなわの美しい京都で紅葉なんかに目もくれず、祇園某所でBassstar氏、べえ1氏と私Y.MがALEMBIC FAN CLUBオフミーティングを開かせていただきました。べえ1氏のお誘いで「花ペグ愛好会」の京都M氏も参加され、よりバリエ−ション豊かな会となりました。初ミーティングで集まったのが本家アレンビック2本、コピーモデルが2本というちょっと変則的なこととなりましたが、これはこれで貴重な顔合わせとなりました。それでは各ベ−スたちをさらっとご紹介します。

フェルナンデスMSBモデル
FAB180(べえ1氏所有)
▲アレンビック・シリーズ2 LSB
(Bass star氏所有)
フェルナンデスSSBモデル
FAB170(YM所有)
アレンビックシリーズ1・SSB
(YM所有)
生産品のつたないブリッジのコマがきれいに成形、溝切りし直してあり、信頼性が増しています。ヘッドのデカールは、右のSSBモデル同様消えて無くなっています。マット塗装もネック裏以外にテカリもなく、年代を考えると丁寧に使われてきたのが想像できます。指板はローズ、ネックはメイプル、マホガニー。ボディはゼブラ、メイプル、ゼブラ。これはSSBモデルとも共通です。 名実共にアレンビックのフラッグシップモデルのシリーズ2。現在標準仕様のLEDのサイドポジションマ−クが光る様は、やはり真近で見るとちょっぴり感動!素材や作りの細かさもワンランク上、現行品に一番近いので、ロゴやピックアップ、ノブ、シリーズ2サーキット等、興味深く拝見しました。ともあれめったに見れない、弾けないシリーズ2、貴重な経験でした。 べえ1さんがフェルMSBを持ってこられると聞いて、こんな機会はまずこれからはあるまいと思って頑張ってかついできました。ピックアップセレクターは無し、キャノンジャックもすでにカッコだけと、ちょっと情けない姿になってしまってますが、兄貴と出会えてこいつも本望でしょう。ネックはより細く、ヘッドの重量も軽いためSSBタイプですが重量バランスは悪くないです。 81年製にしては、状態がいいと評判でした。左のSSBモデルより小さく見えるのはより後ろに傾いているためで、同じ大きさです。(念のため)こうして並べてみるとなかなかワイルドな木目です。重量バランスの悪さには定評のある(笑)アレンビックですが、これはネックを軽く支えるというより、持ち上げてると言う感じです。他の本家SSBと較べられなかったのはちょっと残念、また次の機会に。
▲SSBシリーズ1を試奏するべえ1氏。
シュ−トスケ−ルは初体験とのこと。弾き心地はいかがだったでしょうか。SSBはベ−スからギターに持ち替えるくらいの認識が必要かも。スタンリークラークの写真とか見ると、スタクラ本人が大きいから小さく見えるんだと思いがちですが、やはり小さいですねえ。
▲LSBシリーズ2を試奏するY.M(私)。
フィルター可変値がシリーズ1よりも大きいと聞いていましたが、効きは思ったよりマイルドでした。やはりロングスケールだけあって、特異なトーンコントロールのアレンビックの中にあって汎用性の高さも実感しました。後、思ってたより、デカくないでした(笑)。
【この日仕入れたウンチク話】
フェルナンデスモデルのサーキットは基盤を見る限り、MSB・SSBモデルとも同一回路のようです。本家と比べるとやはり違う回路設計がなされていて、音色も本家よりややピーキーに変化するのも同じでした。電源関係ではBassstarさんの用意された本家パワーサプライで本家はもとよりすべてのアレンビックがきちんと動作していました。
Bassstarさん自作のコンパクトなサプライボックスも試してみましたが、高音部の伸びが微妙にいまいちで、パワ−不足かも?との見解でした。ベストな動作を求めるならシリーズ1・2には今のところ純正パワーサプライが必携です。
シリーズ2の可変Qコントロールは、理屈では何となくわかっていても、自由度が高いだけにむやみにいじっていても、迷うばかりでした。やはり使い込まないと本当の良さは分からないかも。とはいえほとんどのポジションでアレンビックらしいクリアーでリッチな音が出てました。
シリーズ2のマスターボリュームはシリーズ1にはないコントロールなので、これは本当に助かります。シリーズ1・2はフロントとリアの各音量をミックス(俗に言うパンとかバランサーではなく)して音色を作っていくことが多いので、シリーズ1では追い込んだ音色のままで、素早い音量調節が難しく、本当にうらやましい機能だと実感しました。
▲LSBシリーズ2を試奏する京都M氏。
アレンビック初体験で、いきなりシリーズ2!「クリアーである」と言うことではどんな人が弾いても共通する意見のようです。ヤマ派の京都Mさんにはこのベ−ス郡、本当のところどう映りましたでしょうか?
▲ご自身のフェルナンデスFAB180を持つべえ1さん。
アレンビックに一番造詣が深いであろうBassstarさんも両フェルナンデスモデルの作りの良さにしきりに感心されていました。ギャラリーにもフェルビックのコーナーを作りましょうか。結構出てきそうな気がします。(隠れフェルビックファン発掘プロジェクトなんてどお?)
▲シリーズ2を試奏するべえ1さんと
 YAMAHA SB-800をセッティングする京都Mさん。
気持ちの良いチョッパーフレーズをバカチコ、バキバキと繰り出すべえ1さん。

京都MさんのSB-800の音が出た瞬間、「おー、やっぱいいなぁ」、「なつかしい、しっかりYAMAHAの音だわ」と皆さん感心しきり。連綿と続くSBシリーズ。当時コピ−モデルを良しとせず、さりとてF社やG社に対抗するような奇をてらった物ではなくオーソドックスでありながらもオリジナルサウンド、オリジナルデザインにこだわって来たYAMAHAの姿勢が、根強い愛好者達のおかげで今後も名器として残っていくのでしょう。

左から、京都Mさん、Y.M(私)、べえ1さん、Bass Starさん。

Bass Starさん、ホスト役、場所のセッティングお疲れ様でした。(感謝)

今回のミーティングの発起人べえ1さん、マレーシア〜姫路から遠路はるばるお疲れ様でした。

京都Mさん、ヤマハのベースの良さを再認識させていただきました。

皆さん、ありがとうございました。
またのあう日を楽しみにしています。

【後記】
入れ替わりながら、お互いの愛器を弾き較べていきましたが、皆さんいかがでしたでしょうか?Bassstarさんの技術方面の話、ライブ活動の話、べえ1さんのチョッパ−テク、メンテナンスの話等、貴重かつ興味深い話がいっぱい聞けました。短い時間でしたが、ほんとうに有意義な時間を過ごせました。こちらの準備不足で画像はBassstarさんにお借りした写真で構成させていただきました。関東のみなさん、首都圏でのオフミーティングも期待してますよ。

(写真提供:Bass Starさん 文責:Y.M)