【メンバーの愛器紹介】
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Alembic SSB (Stanley Clarke Standard)
主なスペック
●ボディ 3PLY・ゼブラウッド/メイプル/マホガニー
●ネック ショートスケール4弦・3PLYメイプル/ピンストライプ2ウォルナット
●フィンガーボード エボニー/パールオーバルインレイ
●ピックアップ/サーキット AXY×2/……

●オーナーから一言
 あれは、20年も前のことです。ヤマハ渋谷店に中古のフェレナンデスのコピーモデルが18万円で売っていました。当時、日本のフュージョンバンドで「PRISM」というバンドのBASSIST・渡辺健が「我がBASSの師匠」と仰いでいた私は、ALEMBICを使っていたのを見てからその「美しさ」に虜になっていました。当時はたぶん本物が70万円とか言われており、コピーモデルでさえ28万円でした。24回払いで買いました。それはもううれしくて、これで私の一生はALEMBICに決まってしまいました(大げさな……)。LIVEに練習にいつも一緒に居てくれたのですが、電池は大食いで、ヘッドは重くて左手で支える様に弾かなくてはならず、人には「alembic?知らねーな。ヘッドが擬宝珠みたいだな」とかいわれておりましたが、一番のお気に入りでした。他にもいろんなベースを買いました(ステインバーガー、チューン、フレットレス、5弦、ケーラア−ム付き、ETC)が、いつかは本物を……と夢見ながら、へんなベースばっかり買ってた様に思います。
 それは忘れもしない、買ってから5年後のLIVEのリハーサル。立てかけてあったbassがAMPを通した大音響とともに倒れました。みんなすごい驚きましたが、私はBASSの無事を確認するので精一杯でした。とりあえずは無事に見えたのですが、どうもチュ−ニングが下がります。あれ?とヘッドを見たときの私の驚き!なんと、ヘッドの付け根が浮いている……。私が倒れそうでした。とりあえず友達のBASSでしのぎましたが、それからは眺めて落ち込んでおりました。あー、あの時、ちゃんとスタンドにかけておけば……。後悔の毎日です。後輩にそれでも欲しいと言われ、泣く泣くあげました。それでも、忘れられませんでした。あれから15年ぐらいたちましたが、時々楽器屋をのぞきますが、アレンビックは置いていません。中古で時々見ますが、とても買えません。ネットオークションでさがしても、ありません。
 そんな2年前、おもわぬ小金が転がり込んできました。これは使える!ベ、ベースが欲しい……。しかし、この時はALEMBICが買える値段とは思いもよらなかったのでした。私の友達は新星堂ROCKINNで働いております。「スペクターなら買えるかなあ?」と相談しておりましたら、「良い物が入りましたぜ、だんな。おいで、おいで。ヒヒヒ」と連絡があり、訪れたそこにはあのSSBが……。「さわってみせ、ほれほれ」。もうダメです。たまりません(今度はエロ小説か?)。38万円だそうですが「25万で持ってけ、ドロボー」。ついに夢が実現しました。それがこのSSBです。近頃はみんなおじさんになってしまいましたので、LIVEもスタジオもなく、「弾く」「磨く」「眺める」の3拍子ですが、大切にしております。