「神との対話」 ツール特集その1

 内容についてのご紹介もいいですが、別にツールをご紹介したいと思います。
 神は人間がしたいように、よりよい人生を送れるように様々な道具(ツール)を授けてくれています。
 そのツールをマスターすれば好結果を得られるというわけです。アメリカにはマーフィーの法則など
 そういう願望実現法みたいなものが豊富にありますが、そういうものとは少し違っていて、意味がよ
 くわからないものも多いですが、目からウロコ的なツールも多くて、人生が変ります。
 しかし、難しいと思うのは地球では思考と結果にタイムラグがある点で、ほとんどの人は結果が出る
 前に諦めてしまうことでしょう。
 また、ツールを使うには真剣でなくてはなりません。「まっ、いいか」などと油断していては、人生を望
 む方向に持っていくことはできず、ただの徒労に終わります。

●創造のプロセス  正しいパラダイム。
  思考、言葉、行為の3つが創造のツール。
 自分が何者になりたいのか、コロコロと考えを変えてはならない。宇宙は巨大な創造のマシンだから、
 コロコロと考えを変えたのでは、宇宙はどうしたらいいかわからない。
 創造のプロセスを始動させるには、自分が「所有」したいものを見つめ、それが「もてたら」自分はどう
 「なる」だろうと考え、その通りになりなさい。
 ほとんどの人は何かを(お金、時間など)「もって」いれば 何か(買う、楽しむ、旅行など)ができる、
 そうすれば何かに(幸せに、満ち足りたなどの気分)「なれる」と信じている。
 ところが宇宙では逆で、まず、(幸せ、満ち足りた)という状態になりなさい。その状態から「行為」を始
 める。そうすればまもなく自分の行為が結果として「所有したい」と思っているものをもたらす。
 前もって「こうあろう」と選ぶと、それが経験できる。幸せというのは、精神の状態だ。精神の状態は、
 すべて、物理的なかたちで再生産される。
 ・・・でも、どうしたらはじめから「幸せ」であったり、裕福であったり、愛されている状態になれるんです
 か?だって、そうなるのに必要なものを持っていないんですよ。
 もっているように行動しなさい。そうすればそれが引き寄せられてくる。そうであるように行動すれば
 そうなれる。
 
 管理人の解説 
 現在メジャーになりつつある、引き寄せの法則がまさにコレですね。引き寄せの法則では一番大切な
 のは「いい気分でいること」とされます。要するにいい気分でいれば、いい気分でいるのに必要なもの
 が引き寄せられてくるということでしょう。また、事業所得日本一の斉藤一人さんという人は、独自の
 成功哲学を持っていますが、成功に必要なのは「幸せだなー」と(心から)言い続けることだけだと述
 べておられます。さすがですね。これもコロコロと考えを変えては成就しません。心から信じることが
 叶うのだそうで、こんなことはムリだろうと思っていたら、ムリという状態が叶うというわけです。

●支える思考
 あなたが知っておかなければならない大切な秘密は、思考の陰にはつねにもうひとつの思考、「思考
 を支える思考」とでもいうべきものがあって、それが思考をコントロールしているということだ。
 つまり、何かを求めたり、願ったりしたら、望んだことがかなう可能性は非常に小さい。
 なぜなら、「欲求を陰で支えている思考」というのは、「望みはかなっていない」という思いだから。そち
 らのほうが現実になるのだ。
 支えとなる思考のなかで、「望みはかなっていない」という思いよりももっと力強いのは、「神は必ず求
 めるものを与えてくれる」という信念、それだけだ。

 さて、あなたは「私は世間的な成功がしたい」と考えているか?
 ・・・ええ、ときどき考えます。
 「もっと金が欲しい」と考えるか?
 ・・・ええ。
 だから世間的な成功ができず、もっと多くの金がもてないのだ。
 ・・・どうしてだめなんですか?
 なぜなら宇宙としては「あなたの考えをそのとおり」実現するしかないからだ。
 あなたは「わたしは世間的な成功がしたい」と考える。わかっているだろうが、創造力は瓶の中の魔法
 使いのようなものだ。あなたの言葉は命令だ。
 「わたし」という言葉は創造というエンジンをスタートさせるキーだ。「わたし」という言葉は非常に強力だ。
 宇宙への宣言、命令なのだ。
 さて、「わたし」という言葉(これは「偉大なるわたし」を呼び出す)は物理的な現実を生じさせる。したがって
 「わたし」+「成功したい」で、成功したがっているあなたが生まれる。「わたし」+「もっと金が欲しい」で、
 金を欲しがっているあなたが生まれる。ほかのものは何も生まれない。なぜなら考えと言葉は創造につなが
 るから。あなたは確実に、その「欲しい」という状態を経験する。
  この場合、「成功したい」と考えるかわりに、「わたしは成功している」と考えることだ。
 プラス思考といっても、真実であって欲しいと願うのではうまくいかない。うまくいくのは、真実であるとすでに
 知っていることを宣言する場合だけだ。
 
  人生で何かを経験したければ、それを「欲しい」と思ってはいけない。それを選びなさい。
 
 「私は何かが欲しい」と言えば、宇宙は「そう、そうだろう」と答え、そのとおりの経験をさせる。何かが「欲しい」
 という経験を!
 
 
 管理人の解説 
 「〜が欲しい」という願いでは、〜を欲しがっている、という状態がかなってしまうというのです。マーフィーさん
 よ〜く聞いておいて下さいよ。

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