2008.4.27伊那谷 南信散歩
小嵐神社
小嵐神社への道は、狭く急な林道
を登って行きます。周囲のタラの
芽は柄の長い強力な剪定鋏で切り取
られてました。心無い仕業。
同行の罪悪深重の凡夫ことSさん
もビックリ。小嵐神社は京都の伏見
稲荷を勧請したものです。
ミツバツツジ
最近はタラの芽よりもコシアブラ
の方がウマく感じます。この辺り
は現在は長野県飯田市ですが、元
は南信濃村です。バスでは飯田駅
と、平岡駅から便があります。
日本でも紀伊半島と並ぶ秘境地帯
です。
国道152号沿い
国道152号というと旧秋葉街道
で、高遠から北は杖突街道などと
言われます。道路はあまり整備さ
れておらず、車幅一杯という場所
もあります。分杭峠の気場という
のは何か効果あるのですかね。

紅白の花
こりゃ〜梅なのか杏なのか、一本の
木に赤白二種類の花が付くのもあり
甲府盆地では源平などとも呼ばれま
す。これがとても多くて実に見事。
花モモというのですかね。


夢のような山里
今ふうのコトバで言えば限界集落で
しょうが、ここらの山里の美しさは
目を見張ります。信州といっても、
ここらは茶畑があるくらいで雪もあ
まり降りません。
結構、ソーラーパネルを付けた家が
ありました。
平和な山里
素朴な集落の平和な風景です。






松下家住宅
国道152号から山道を登ること
約5〜6分。山の上には文化財の
松下家住宅が。昔の人は健脚だった
でしょうが、山の上り下りだけで、
どれだけ人生のエネルギーを消費し
たことでしょうか。住宅の内部は見
ませんでしたが、観光客はいました。
日本のチロル
松下家は北部、日本のチロルは南部
ですが、ここも一度は訪ねる価値の
ある場所です。しらびそ高原から、
旧上村へ下る途中にここらの狭い道
を通ります。素朴な山里訪問には、
バイクか軽トラ4WDが良いです。

花やしき
国道152号の周辺は地質的に
プレートが衝突して高圧がかかり
脆くなっている箇所が多いようで
スゴイ崩落地も見られました。
そんな近くにも花やしきが。


花やしき 2
高遠の桜も確かにいいでしょうが、
春の伊那谷周辺の美しさは格別で、
住民が美観を競っているようにも
感じられました。
交通は不便ですが、ぜひ訪ねてみて
下さい。
(おわり)

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